「ゴーストモード」で人生を劇的に変える7つのステップ|海外人気YouTuberが教える成功メソッド
- 2025-03-01

現状維持に甘んじる人たちと、あなたとの違い
あなたは今、この動画を見ている。多くの人が金曜の夜にバカ騒ぎをしている時間に、何か「プラス」の行動をしている。仕事をしている、勉強をしている、情報収集をしている。そうではなくても、この動画を見ているという事実だけで、あなたは他の多くの人とは違い、何かを掴もうとしているはずです。素晴らしいことです。この時点で、あなたには他の人とは違う人生を歩む資格があるのです。
しかし、あなたは同時に疑問に思っているはずです。「YouTubeで情報を集めて新しい習慣に挑戦してみた。目標を設定してみた。だけど、思うような変化が起きていない。」どこかの自己啓発系のインフルエンサーが自慢していたような、月収数百万にもなっていないし、モデルのような異性とも付き合っていないし、高級ブランドも買っていない。 こう悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そうなっても仕方ありません。確かに一つ一つは効果のあるもの。しかし、何か一つを少し加えたところで、大きな変化は起きません。ゲームチェンジを起こしたいなら、もっと根本的なところを変える必要があります。そう、あなたはこれからゴーストモードに入る必要があります。
ゴーストモード、今は海外で話題になっているライフハックです。今ある現状の繋がりを遮断し、幽霊のような存在になることで、あなたは理想の夢を現実化します。今回はアメリカのYouTuber、David Morinassのチャンネル「HowToBeast」より、ゴーストモードに入り、結果を出すための7つのステップを共有します。
HowToBeastは現在1665万人の登録者がいる、男性自己啓発系の自己啓発チャンネルですが、もちろん男女関係なく、実践した人から順番に人生が変わっていくものになるでしょう。実際に話してくれるDavidも28歳まで、思い描くような変化を起こせずに苦しんでいたと言います。ネットで転がっている情報を真似てみたものの、思ったような結果が出てこない。 努力しているはずなのに、なぜ? しかし、ある行動を取った時、事態が一変し始めた。それが姿を消し、ゴーストモードに入った時だと彼は語ります。それは少年漫画の主人公が故郷を離れ修行し、また戻ってくるのと同じだと言います。それはナルトが自来也と共に木ノ葉の里を離れたように、ルフィがレイリーと2年間島で修行し、シャボンディ諸島に戻ったように。そしてブルース・ウェインがゴッサムシティを離れ、バットマンとして戻ってきたように。今では彼は財力も手に入れ、美女にも愛され、フォロワー160万人という影響力を持っています。
Davidはゴーストモードの際に何をやったのでしょうか?早速見ていきましょう。
まず最初に、この動画の最も大切なことを言っておきます。ゴーストモードとは何か?それは一定期間、姿を消し、理想に向けた行動を短期間集中的に行うことで、その理想に近づくライフスタイルです。今、結果が出なくて悩んでいる人、どうしても叶えたいもの、手に入れたいものがある人、その他大勢とは違った人生を歩みたい人、短期間で大きな成果を出したい人。こういう状況にいる人は、やる価値が非常にあります。ゴーストモード期間が、あなたを大きくそこに近づけてくれるでしょう。
ゴーストモードの期間に特に指定はありません。個人的には最低でも1ヶ月期間を取って欲しいと思います。たった1ヶ月でいい。1ヶ月本気でゴーストモードに入れば、おそらくあなたには最初の結果が出始めています。その時に辛すぎてもう辞めたいと思うのであれば辞めればいいし、元の生活に戻っても良いですが、ほとんどの人は、この期間にゼロからイチが生まれ、見える世界、住む世界がその他大勢とは変わっているので、自然と継続する人が大多数だと思います。私も緩いゴーストモードをずっと継続しているという感じです。
ここでよく言われるのが、「ムンクモード」と何が違うのかという疑問です。私の動画やその他の海外系の動画を見ている人はおそらく、「よく言われるムンクモードとゴーストモード、何が違うの?」と疑問に思ったでしょう。一応ムンクモードという言葉は初めて聞いたという人に向けて話すと、ムンクモードとは海外を中心に数年前にブームになっているものです。ムンクモードという名前の通りに、僧侶のような生活をすることで、体の調子、メンタルの調子、マインドを整え、理想に向かわせるというもの。私のチャンネルでも過去に紹介させて頂きました。
二つともライフスタイルというカテゴリーになりますが、ムンクモードは瞑想をしたり、筋トレやランニング、ウォーキングをしたり、水を1日2リットル取ったりと、こういったヘルスケアを中心に行うことで、エネルギー量を増やし、生活の質を向上するという感じです。一方、今回紹介するゴーストモードは、もっと結果にフォーカスしたテクニックです。良習慣を行って、全体的な生活の質を底上げするという感じではなく、結果、結果、結果。ゴーストモードはとにかく結果を出すという一点突破を目的としたプログラム構成です。Davidも、「ムンクモードは余計な習慣に時間をかけすぎている。だから短期的には結果が出ない。もっとダイレクトに結果が出る所に時間投入すべきだ」と話しています。
このようなことから、今ゴーストモードに入ろうと考えている方は、QOL的なものを高めたいと考えている人には今回の内容は合わないかもしれません。ですが、とにかく目の前の理想に最短距離で近づきたいんだという人にはピッタリの方法かもしれません。以上のことを踏まえて、本題に入っていきます。ゴーストモードの7つのステップ。ステップ1はメリットのある仲間を作るです。姿を消すゴーストモードなのに、仲間を作る。少し無筋に感じたかもしれません。しかし意識したいのは、作るのは友達ではなく「仲間」というところです。Davidは私たちにこう問いかけています。「お前の周りには仲間がいるか?それともただの時間を潰す友達ばかりか?」と。彼は学生時代、孤立したら負け犬になると考えていたため、いつも群れて行動していたそうです。それは大学を卒業しても続き、どれだけ自分の人生を変えようとしても、週に2、3回は友人と遊ばないと、自分が孤立した負け犬のように思ってしまった。ただそれは自分が作り上げた幻想だったと気づきます。Davidはこう語っています。「俺は気づいたんだ。自分が友人と暇つぶしをしている時、何か自分を向上したり、有益な経験をしたことはなかった。ただテレビを見たり、ゲームを一緒にやったりして堕落していただけだった。当時の俺は週に3日、3時間ほど友人と遊んでいただろう。1週間で9時間。つまり9時間分の時間を俺は浪費していることになる。しかし、そういう友人と切った結果どうなったか?その9時間分で本を読んだり、コンテンツを撮影したり、編集時間に充やし始めた。時間ができたことも大きかったが、何よりも大きかったのが、自分のマインドを守る事だった。その頃には自己啓発系の動画や有益な情報しか摂取しないようになっていたからだ。面白いよな。自分では孤独になることが負け犬になると思っていたのに、実際にはそれが俺を勝者にした。」
これはまさに真理です。ほとんどの人がなかなか今の場所から抜け出せない理由、それは足を引っ張る友人がいるということです。もし今の場所から抜け出し、その他大勢とは違う人生を歩みたい人が、友人との関わりを断ち切れず、毎週のように週末、祝日を過ごしていたらどうでしょう?平日の限られた時間しか努力を投資できなくなります。それは非常にハードモードです。世の中には休日にも喜んで作業し続けている人がいるのに、その時間という領域ですらも、同じ土俵に立てない。例えるなら、サッカー未経験者が1日1時間の練習で日本代表になれるというくらい厳しい戦い。ゴーストモードに入ってまず最初にやることは、今付き合っている友人一人一人を見極めることです。これはDavidも動画の中で言っていたことですが、正直、今付き合っている友人、あなたの人生にプラスになっていますか?それともマイナスになっていますか?ここでのプラスというのは、バカ騒ぎできる関係だとか、馴れ合いのできる関係とかではありません。あなたの理想に近づくためにプラスになっているかどうか、そういう存在があなたの周りにいるかという意味です。もちろん自分を高め合える素晴らしい友人がいる人もいると思います。しかし、ほとんどの人はそういう友人は現時点にいないでしょう。何となくこれまでの延長で付き合っている友人だったり、ただ同じ部活やサークル、同じ職場やクラスにいるだけという理由の友人だったり、もしくはオンライン上で知り合い、一度も会ったことがないなんていう人もいるかもしれません。ゴーストモード中はそういう友人とは距離を取るということです。一切の誘いを断るのです。「ごめん、今はこれに集中したい時なんだ。悪い、今めっちゃ忙しいんだ。」こう言ってください。これを言って縁を切られるくらいの関係なら、そもそもそこまで大切な友人ではなかったということです。私たちに必要なのは、馴れ合いの友人ではなく、メリットのある仲間です。同じ方向、同じ目標、同じ熱量を持っている仲間。これを見つけてください。
Davidも言っていましたが、ゴーストモードでも完全に人との関係を絶つ必要はありません。孤独というのは人間にとって最大のストレスにもなります。Davidは過去のような友人ではなく、こうした同じ方向を向いている多くの仲間と関係を持つようにしているそうです。しかし、それも毎週会っているわけではなく、月に1回くらい週末を一緒に過ごす、それくらいの関係を保ってやっていると言います。私も多くの関係を切った時こそ、大きな成果を出すことができました。私も大学生頃は友人はかなりいて、毎週のように遊んでいましたが、今はそういう友人は一人もいません。月に1回、数ヶ月に1回会う程度です。特にこのYouTubeを伸ばし始めた数年前は、年に1回友人と会うか会わないかぐらいでした。しかしそれがあったからこそ、圧倒的に集中して成果が出たと思っています。人との関係を切ると想像以上に時間が余るようになります。その時間をフルに使って、圧倒的にリソースを注ぐ。これをやらなければ短期間で結果を出すなんて到底不可能なことです。馴れ合いの友人と距離を置き、お互いにメリットのある仲間を作る。ゴーストモードの最も大切なステップです。
ステップ2は目標を一つに絞ることです。今あなたは友人との関係を断ち切りました。そして時間を作ることにも成功しました。ここで絶対にやってはいけないことは、色々なことに手を出すことです。Davidが初めて自己啓発を始めた時、チャレンジするべき目標は多ければ多いほど良いと思っていたそうです。例えば多くの女性とデートをしたり、理想のボディを手に入れたり、オンラインで稼いだり、格闘技を学んだり、世界中を旅して冒険したりと、当時の彼はとにかく全部やりたいと思っていました。しかし、それこそが大きな弱点だったと振り返ります。なぜなら、複数の目標を持つと、たとえ達成できなくても言い訳ができできてしまうからです。Davidはこう言っていました。「脳はストレスや不安を感じないようにするのが得意だ。だからもし君が多くを目標を同時に抱えているなら、それは実際には自分に課すのを避けているだけだ。色んな事に手を出すことは、本気でやっているという感覚を得ているに過ぎない。これが言い訳になっているんだよ。全力で一つのことに挑戦しなくてもいい、と君の脳を思わせようとする。もし全力を尽くして失敗したらどうなる?それ最悪だ。失敗したら自分が敗者だと思ってしまうよな。だからこそ一つの目標を選んでそれに取り組め。たった一つの具体的な目標を。そして今からはその目標最優先にして、他の全てを犠牲にしても、その目標を達成する。そう心に刻むんだ。」
なるほど、目標を多く持つということは、同時に保険を持っているということと同じであるということですね。仮に達成できなくても、「まあ、他のがあるし」という思考になって、結局全て中途半端になってしまう。それを防ぐために目標を一つに絞る。これも非常に大切なことです。私が思うのは、ゴーストモードに入る時は、目標を明確に言語化しておくということです。色んなことに手をだして中途半端になるという失敗も多いですが、それと同等くらい目標がちゃんと明確になっていないという人も非常に多いです。例えば副業でお金を稼ぎたいという目標があったとして、月にどれくらい稼ぎたいのか、そのためには何をすべきなのか、商品を作るのか、それともSNS集客に力を入れるのか、そのSNSも期間中に何本投稿するのか、全て言葉にできるようにしないといけません。何となくこういう感じになりたいという状態で入ってしまっては非常に危険です。そのふわふわした目標が諦める原因になってしまいます。別に目標は間違っていてもいいのです。間違っていると気づいたらその時に修正すればいい。しかし何となくお金を稼げるようになるとか、そういう感じで目標を立てるのはやめてください。
ステップ3は無駄なものを完全に排除するです。Davidからの質問です。あなたが今、一番応援しているスポーツチームはどこですか?次のシーズンで最も期待しているチーム、選手は?Davidはボストンで育ったため、NBAではボストン・セルティックスの大ファン。家族はスペインのセビリア出身なので、昔はセビージャFCのサッカー試合を全部見ていたそうです。2017年までの大学時代のDavidは、「シーズンを大きく外せない、自分のチームを把握しておかなければ」という衝動が常にあり、試合を毎回チェックしていたそうです。しかし、それがいかに脳のリソースや集中力を消費していたか、どれだけ負担になっていたかが今になって分かったと言います。彼は当時のことをこう振り返っています。「昔はNFL、NBA、サッカー選手の 名前を挙げられたら、すぐにその選手がどのチームにいるのか、どの大学出身か、今年の成績はどうなのか、パワーランキングはないか、全て知っていた。それを誇りにしていたんだよ。だから2017年、俺はYouTubeに全力を注ぐと決めて、スポーツを追いかけることを犠牲にした。そして何が起きたと思う?全然問題なかった。むしろ素晴らしいことが起きた。俺の人生軌道が完全に変わったんだ。今ではスポーツチームを追いかけることも、統計を知ることも一切していない。NBAファイナルのセルティックスの試合をいくつか見るくらいだ。スポーツ観戦を自分から切り離した瞬間、俺の人生は劇的に変わった。もしかしたらそれは君にとってスポーツではないかもしれない。ゲームかもしれない。俺も長い間ゲームにはまっていた時期があった。例えばコールオブデューティー、FIFA、ヘイロー。俺は本当に最強だった。誰よりもうまかった。間違いない。でもその俺の方がうまいっていう自慢が一体何の意味を持つ?結局それもただの無駄な要素だ。君が潜在能力を発揮するのを妨げる無駄なものに過ぎない。こんなバカげた暇つぶしは排除しろ。憧れのヒトがゲームのキルデス比を気にしてると思うか?君はゴーストモードに全力をコミットする必要があるんだ。」
ゴーストモード中は無駄なものを完全に排除する必要があります。私たちの脳にある集中力、注意力の量は限られています。その限られた脳の能力を無駄なものに使うのはもったいない。その時間があれば、どれだけ私たちは目標に近づくことができるでしょうか?Davidがスポーツについて話していたのは、今回私にもめちゃくちゃ刺さりました。なぜなら私も同じ状態だったからです。私もスポーツが大好きです。特に野球が大好きで、ファンの方は分かると思うのですが、去年のシーズンはセリーグ、パリーグ両方ともめちゃくちゃ面白いシーズンでした。私はファイターズファンなので、月額課金でしっかり毎回チェックできるようにしていたんです。ただ振り返ってみると、これがめちゃくちゃ時間を取られるし、生産性も下がる。特にシーズンが後半になってくれば重要な試合も増えてくるので、いつもソワソワしながら過ごしていました。酷い時は気になりすぎてスマホを見ながら編集作業とかもやってる。そんな日もあります。当たり前ですが、それで仕事が進むはずもありません。最近シーズン終わり、今オフシーズンで実際に試合が無くなって初めて気づいたんです。めちゃくちゃ生産性上がってるやん!ということ。試合経過をスマホでチェックする必要がないし、3時間の試合を見る必要もなくなった。めちゃくちゃ仕事に集中できていることに気づいたんです。私もDavidと同じように、スポーツ観戦という趣味が明らかに足枷となっていたということです。特にスポーツ好きの方は気を付けてください。スポーツ観戦は思った以上に時間を取られます。Davidもバスケの試合はファイナルの推しチームだけをいくつか見る、というルールにしているそうです。私もプロ野球のシーズンが終わりましたが、今度は欧州サッカーの2024-2025シーズが始まって新たな誘惑が出てきたので対策をしなければいけません。私もプレミアリーグめちゃくちゃ見たいですが、ハイライトで我慢しています。
今回はスポーツにフォーカスを当てましたが、日常生活の中には無駄なものは多くあります。特にスマホ、SNS、ゲーム、ショート動画。私たちの周りには要らないもので溢れています。ゴーストモード中はタスクが終わるまではアクセスしない、アプリをアンインストールするなど、時間を浪費しないための仕組みを作ってください。スマホがどういう仕組みで世界中の人間を依存させているのか、どうすればスマホ依存から抜け出せるかについては、私の過去の動画でGoogleとYouTubeの元社員の方が暴露している動画に全て載せています。この動画です。まだ見ていない方は絶対に見てください。
ステップ4はゼロモーニングルーティンです。ここがゴーストモードの7つのステップの中で最大のポイントです。Davidは「自己啓発界隈ではモーニングルーティンの重要性が語られてきたが、それはもう時代遅れだ。」と言っていました。では何が正解なのか?ゼロモーニングルーティンです。これまでに言われてきたモーニングルーティンを極力簡略化して、できるだけ早く1日をスタートさせる。これが重要だとDavidは言います。彼は続けて「朝6時に起きて30分瞑想し、30分本を読み、散歩に行き、アファメーションを唱える。そういったことを2時間続けて、ようやく勝者として1日が始まる。そんなことは馬鹿げている。だが全くルーティンを持たないこともあまり良くない。なぜなら何も決まっていないとベッドでスマホを眺めたり、気分任せにダラダラしてしまうからだ。だから最小限のモーニングルーティンをした後はすぐに作業に取り掛かる。これがゼロモーニングルーティンだ。」と。Davidの今の朝のルーティンはこんな感じだそうです。1、起きたらすぐに太陽の光を浴びる。これはスタンフォード大学の神経科学者アンドリュー・ヒューバーマンが推奨していることで、目が覚めやすくなり、カフェインの必要性が減り、夜の睡眠の質も向上するためやっていると言います。2、さらに気合いを入れたい時は冷水シャワーを浴びる。3、そしてすぐに仕事に取り掛かる。これで終わりです。モーニングルーティンにかける時間は15分から20分。起床してから遅くとも20分後にはPCの前に座り、完全に集中した状態に入っていると言います。
これはさんざんモーニングルーティンを進めてきた私が言うのもあれですが、Davidの言っていることには私も同意します。なぜなら私もモーニングルーティンの罠にはまっていた時期があるからです。私も朝起きてからコールドシャワーを浴び、散歩に出かけ、瞑想し、ジャーナルを書き、アファメーション、ビジュアライゼーションを行い、読書をしてやっと仕事に取り掛かる。冗談抜きでモーニングルーティン2時間を掛けていた時期があります。結果どうなったか?本来モーニングルーティンとは1日の集中力を上げるために行うものです。しかしそのモーニングルーティンで集中力を使いきってしまうという本末転倒なことをしてしまっていました。モーニングルーティンは大切、でも時間はかけ過ぎないというの結論。ルーティンはシンプルに、効率的に、そして朝はすぐに動き出す。これは私も最近やっていることです。私は神経質なためどうしてもルーティンをこなさないと気になってしまうのですが、それでも朝起きてから45分以内には最初の原稿を書き始めるようにしています。Davidのように20分以内でお済ませになれるならそれでやったほうがいいと思います。シリコンバレーに住むYouTubeのエリートに至っては、朝起きた瞬間1分以内に作業を始め、1、2時間没頭した後にモーニングルーティンをやると言う逆ルーティンをやっている人もいると言います。とにかくすぐに作業に取り掛かる、ということをやって欲しいのです。日本人のほとんどは朝起きて朝ごはんを食べるとは思いますが、その時間もったいなさすぎる。起床してから最初の2、3時間は1日の中で最も高いパフォーマンスを発揮できる貴重な時間。その時間にやったことは尋常じゃないスピードで上達していくのに、その時間にご飯を食べるというのは無駄な時間しかない。朝ごはんはその作業が終わった後にいくらでも食べられます。皆さんも自分に必要最小限のルーティンを決めて、それをできるだけスピーディーに行なってください。個人的にもし私が20分しかルーティンに時間かけられないとしたら、これを選びます。ベッドメイキング1分、コールドシャワー2分、散歩10分、瞑想1分。あとは諸々の準備で5分程度で20分です。なぜこれを選んだのか?全てに意味がありますが、コールドシャワーはドーパミンレベルが250%上がるという研究があって、そのレベルはコカインをやるくらいに匹敵すると言われています。しかもコールドシャワーはコカインと違って数時間に渡って効果が持続します。私はかれこれ2、3年毎日欠かさずやっていますが、モーニングルーティンの中で一番効果を感じているので、絶対にやるようにしています。ただこのコールドシャワーは万人にお勧めしません。できる人とできない人がいます。持病を持っている人、体が弱い人はやらない方がいいです。私はコールドシャワーをしてから作業に入ることで、まるで現実世界に入ったかのような深い集中、没頭状態に入れることができるのでやっている。そんな感じです。自分は健康体質だと思う人は是非やってみてください。お勧めは毎日やることです。Davidは必要に応じてやると言っていましたが、それではおそらくやらなくなると思います。これは毎日やった方が実は楽だったりします。
少し余談もありましたが、ゴーストモード中の最も大切なルール、最も大切なエッセンスはこの朝にすぐ作業を行う、ここにあります。最悪他のステップを無視してもこれだけやっておけば問題ない。それほどこのステップ4は大切なところです。ステップ5は夜12時には寝るということです。Davidは私たちに厳しくこう言っています。「この動画を見ているということは、君は人生を改善しようとしている。それは素晴らしいことだ。でももし毎晩7、8時間の睡眠を確保できていないなら、一体何をやっているんだ?何のために新しい目標を立て、もっとお金を稼ぎ、恋人を作って、理想の体型を手に入れようとしているんだ?基本中の基本すらできていないのに。これは愚かだ。俺は人をバカと呼ぶのは好きじゃないが、これはバカだ。睡眠は全ての基本なんだ。それなのに多くの男性がこの基本的なことすらおろそかにしていることには未だに驚かされるよ。」
睡眠に関してはもうここ最近私は毎動画話している気がします。もう睡眠のことはしつこいよと思っているかもしれませんは、私もそう思います。ただ私は日本人の平均睡眠時間が8時間を超えるまでは言い続けるつもりです。それほど睡眠を取ることは全てのバフォーマンスを上げるために必要なんです。確かに寝ないで仕事をするというのは、パッと見かっこよく見えます。寝ないことを美談として語る人もいますが、私から言わせれば睡眠を削る前にもっと削れるところ他にありでしょうという話です。ポットでの使い方みたいな存在で終わりたいなら睡眠時間を削ればいい。ただずっと勝ち続けたいんだったら睡眠を取ってください。すみません、少し強い言葉を使ってしまいました。ただ睡眠に関しては、私も多くの海外の情報を見てきましたが、みんな同じことを言っています。日本では最近、ひろゆきさんとか堀江さんとかの超大物睡眠の重要性を語ってくれているので、一般層にも広がってきた感がはありますが、それは海外でも同じなんです。人間関係削れ、食事時間削れって言っている人はいますが、睡眠時間削れって言っている人マジでいないです。それほど睡眠時間を削ることはナンセンスなことだとみんな分かっているんです。睡眠を多く取るのが不安という人がいます。「多く寝ちゃったらその分損しないかな」と思う気持ち、分かります。でも安心してください。私は毎日確実に8時間睡眠、多い時9時間以上取っていますが、この規模までYouTubeの登録者を伸ばすことができました。あなたも寝ればこれくらいのパフォーマンスは出せます。だから絶対に睡眠をおろそかにしないでください。睡眠はとにかく量、シンプルです。起きたい時間から7、8時間逆算するんです。朝7時に起きる必要があるなら、8時間マイナスすると夜の11時です。そう、11時にベッドに入ればいいだけなんです。Davidも言っていますが、「11時に寝ればいいだけなんだ。それだけのことだ。理由なんてない。夜11時にベッドに入ることができない、そんな些細な規律すら守れないなら、もう諦めろ。目標も夢も全部諦めろ。」でも君は諦めるような人間じゃないだろう。だから今夜からやることはシンプルだ。夜11時に寝る。これだけだ。睡眠こそが君が人生を劇的に改善するための最終の一歩なんだ。
ある意味、睡眠時間を一定に保つことは最も規律が必要になることかもしれません。しかし私たちはこれから一生懸命働くのと同時に、一生懸命休まなければいけない。これができればほぼ半分成功したようなものです。ステップ6、報酬を用意する。ステップ5までで全ての余計なものを排除し、極限まで仕事、勉強に集中するゴーストモードの方法は私たちが知りました。しかし、現実的に考えてみて下さい。こう思った方もいると思います。「そんな自分の好きなこと全てを排除すると、人生つまらなくならないか?」その通りです。このステップ5までのゴーストモードではまだ不完全。大事なところが一つだけ欠けています。それは報酬を用意すること、ご褒美を用意することです。ここまでステップごとに説明してきました。友人と距離を取り、目標を一つに絞り、ゲーム、スマホ、SNS、スポーツ観戦など無駄なものを完全に排除し、夜の11時には寝る生活。まさに規律を持った生活、ハイレベルな生活のように感じます。しかし冷静になって考えてみて下さい。この生活のどこが面白ですか?そしてこの生活をずっと続けることはできそうですか?おそらくほとんどの人にとって答えはノーでしょう。よほどの忍耐力のない限り、報酬がゼロの状態ではこの生活を続けるのはほぼ不可能に近い。人間は報酬がなければモチベーションを保つことはできません。ゴーストモードと言われると、辛いことに耐えようというイメージを持つと思いますが、皆さんにはゴーストモード中はあくまでも楽しく思いながら続けてほしいのです。そのためうまく報酬を設定しなければいけません。しかし報酬の設定を間違ってしまうと、何の意味もありません。例えば報酬だからと言ってSNSに触っていいとか、ゲームを週末にやってもいいとか、そういうものにしてしまう。せっかくゴーストモードに入れることができたのに、それではまた元の失敗ばかりの生活に戻ってしまいます。SNSやゲーム、他にもお菓子やジャンクフードなど、そういった明らかに悪そうなドーパミンの塊を報酬に設定することは絶対にやめてください。「じゃあ何を報酬としてやればいいの?スマホとかゲームだけが自分の唯一の楽しみなんだけど…」こう思った人もいると思います。気持ちはめちゃくちゃ分かります。私も一つのゲームタイトルに300時間つぎ込んだことがあるゲーム好きの一人として、ご褒美にそういうものを設定できないことに最初は戸惑いました。
ただしこのやり方裏技というか、ハックする方法はあります。実は筋トレや読書、瞑想、散歩など、良習慣と言われているものを、まるで休憩の代わりのようにご褒美にすること、これは可能なです。私の場合もはや読書をすること、筋トレのためにジムに行くこと、瞑想をすること、これらはいやいや行われるものではなく、もはや仕事と仕事の合間のリフレッシュのように行われます。「ああ、今日もジムに行かなきゃいけないのか…」ではなく「よし、今の作業疲れたから、1回ジムに行ってリフレッシュするか」この感覚です。実はSNSやショート動画でよく見かける「朝6時に起きてすぐ筋トレをして、仕事をしてお家で遅く帰ってきているのに、月数十冊の本を読んでいる」みたいな「この人なんでこんなに動けてるんだ?」という人を見かけたことがあると思います。まあ中には再生数稼ぎで実際やっていない人もいると思いますが、そこは置いといて、実際に1日中ずっと行動し続けている人はほぼ確実にこれから教えるポイントを押さえて良習慣をご褒美化しています。ここからの内容はDavidも動画の中では言ってなかったことです。良習慣のご褒美化のポイントは非常にシンプル。2つのポイントです。ドーパミンレベルを下げる、良質なドーパミンに置き換える。これだけ。まずはポイント1、ドーパミンレベルを下げるところからスタートです。今のあなたは恐らくドーパミンレベルがかなり上がっている状態です。仕事、筋トレ、勉強、散歩。これらのものにテンションが上がることはなく、つまらないと感じている。そしてスマホ以外の娯楽が思いつかない。なってませんか?それはドーパミンレベルが上がっている証拠です。皆さんにやって欲しいことは、とにかく1日の休憩中、一切スマホに触って欲しくない。これを試してほしいんです。これをやるとどうなるか?その休憩中が暇で暇で仕方なくなる。時間がゆっくり流れるようになります。この状態に入るともう勝ったようなものです。早く次の作業に入りたくて仕方なくなる、こういう不思議な感覚になります。やる前はやりたくないと思っていたのに、今は逆にやりたくなる、こういう状態に入ります。なぜこういうことになるのか?私たちの脳は常にドーパミンを求めて動きます。何もしないことに耐えられません。どれくらい耐えられないかというと、バージニア大学で行われたある恐ろしい実験があります。被験者を15分間、一人一人何もない部屋に入れました。被験者に渡されたのは、押すと電気ショックが流れるボタンです。この電気ショックはちょっとビリビリする程度ではなく、この電気ショックを避けるためならお金を払ってもいいと言われるレベルのものです。15分間、何もない部屋に入れられた被験者は何をしていたか?なんと67%の男性は何もしないよりは電気ショックを受けることを選択したそうです。ある男性は15分間に190回もの回数、ボタンを押し続けたと言います。それほど私たちは退屈よりも刺激を選ぶ、そういう生き物です。しかしここで私たちは退屈になった時にすぐにスマホという高刺激のドーパミンに手を出してしまう。高刺激なドーパミンの怖いところは、すぐ手に入る上にそのドーパミンレベルが高すぎるところです。高いドーパミンレベルを摂取してしまうと、低いドーパミンレベルのものには耐えられなくなる。ジャンクフードばかり食べている人が塩だけの味付けでは満足できなくなるのと一緒です。脳はどこからドーパミンが得られるかは知ったことではありません。とにかく本能のままにドーパミンを得ようとする。つまり目の前にスマホという高刺激のドーパミン製造機と、今日やるべきタスクという低刺激のドーパミンの2つの選択肢があった時、高い確率でスマホを選んでしまいます。そして一度選んだのが最後。脳は「スマホに触って簡単にドーパミンを得られるならこれでいいじゃん。別に仕事やっててもそこまでドーパミン流れないならやる必要ないじゃん」となって、本来やるべき仕事や作業という低いドーパミンがめちゃくちゃ面倒くさくなってしまうんです。だから休憩中はスマホに一切触って欲しくないのです。日中、せめて午前中に取る5分休憩や10分休憩中はスマホに触れない。スマホに触るという選択肢を消す。これをやってみてください。するとドーパミンレベルが下がり、達成感から得られる低いドーパミンでも脳が喜べるように体がなっていきます。こういう話をすると必ずコメントでこういうの頂きます。「スマホ楽しいからいいじゃん。人生生き辛そう。俺はスマホに触るのが人生で一番幸せな瞬間だわ。」そういう人を否定はしませんが、このドーパミンのメカニズムを知るとどうしても高刺激の悪いドーパミンに脳が惑わされているようにしか見えない。本当にスマホを触り続けることが人生の中で最高の瞬間ですか?これまでに何かを達成した瞬間あると思います。その瞬間より本当にスマホを触る時間の方が幸せですか?それでもスマホの方が幸せだという人はだいぶ重症になっているかもしれません。それは濃い味付けされた100円のファーストフードが世界で一番美味しいと言っているようなものです。もっと美味しいものはたくさんあるのに、それを知ろうともしない。非常にまずい状態です。なんでここまで言うのかというと、かつての私がそうだったからです。特にどん底にいた時は、スマホに触ること、ゲームをすること、これさえあればいいと思っていました。最悪お金がなくても生活保護を受けて、一生ゲームとかYouTubeを見ていればそれ幸せだろうと思っていました。しかしそれは間違っていたんです。ドーパミンレベルがおかしくなってて、ジャンクなもの以外では味を感じなくなっていたんです。しかしスマホに触らずに一定時間過ごしてみました。するとドーパミンレベルが下がり、少しずつ仕事をすることや、読書でページを進めること、筋トレで自己記録を更新することという良質なドーパミンでも十分に満足できるようになったんです。皆さんの中にも以前の私の様な「最悪お金がなくてもゲームや無料のSNSさえやっていればとりあえず幸せになれる」という考えに傾きかけている人もいるかもしれません。そして「そうは考えているけども、そういう堕落した生活をすることは駄目な気がする。違和感なんとなく感じている」こう思っている人もいるでしょう。その違和感は正しいです。手遅れになる前にまずはドーパミンレベルを下げてみる。これをやってください。少し話はそれましたが、ポイント2つ目です。ポイント2は良質なドーパミンに置き換えるです。ここは簡単です。ポイント1でドーパミンレベルを下げました。あとは休憩時間にやることをスマホを触ることから良習慣に置き換えるだけです。私の場合だとこんな感じです。私はいつもポモドーロテクニックを使って仕事をしています。50分作業して10分休憩。また50分作業して10分休憩。こういうルールでやっているのですが、10分休憩の時にスマホを触る代わりに私は瞑想か読書をしています。辛くないのかと言うと全く辛くないです。なぜかとゆうと、それはさっき言った通りスマホに触らずに10分間ボーっとしていると何かやりたくなってくる。その時間で瞑想や読書といった習慣をやっているといった感じです。私は大体この50分10分を1日に最低6セッションぐらいやるので、最低でも10分休憩6回分、60分分の習慣を積み重ねていることになります。他にも夕方になると集中力が切れてくるので、そのタイミングで頭のRefreshに筋トレに行きます。ここでのポイントもやはりスマホに触らない、SNSを開かない。そうすると仕事するか筋トレするかの二択になるので、もう集中力も切れちゃってるから筋トレいこうとなります。とにかく悪習慣しそうになったらその時間を良習慣で置き換えるイメージです。最初はスマホもSNSもゲームも、その他の悪習慣も暇になったらやりたくなってきます。しかし手を伸ばす前に「これがやりたくなったら散歩をする」とか「休憩時間瞑想する」とかそういうルールをあらかじめ決めて実行し続けると、最初はやるのが嫌だった良習慣がどんどんご褒美に変わっていきます。これをやると結果的にどうなるか?1日の全て時間があなたの積み上げになる。例えばその他大勢の普通の人はこんなです。午前午後時間、仕事を何とかやり繰りし、1日をやっと終わらせる。もちろん仕事は面倒くさいと思っているので生産性も低いです。仕事終わり家に帰るとストレス発散だと言って酒を飲み、ポテトチップスを食べ、ダラダラとショート動画をスクロールするか、ゲームをするか、SNSを開くか。そういう悪習慣でリフレッシュしようとしてます。しかしゴーストモードを実践する人は違います。まずこれまでのステップで生産性、集中力がすでに他の人とは桁違いの状態になっていて、午前午後とアウトプットする。この作業自体もドーパミンが流れているので、確かに疲労感は感じるが楽しく乗りこなすことができる。この時点でその他大勢とはもはや圧倒的な差になっていますが、最大の差は合間に挟むリフレッシュもその他大勢とは別次元であるということです。仕事タスクが終わる、向かうのは筋トレや散歩、読書などの良習慣で脳のリフレッシュを行い、また仕事のモチベが高まれば作業をするのもよし、明日の仕事にワクワクしながら寝るのもよしです。報酬をうまく設定し脳をハックすることでこれだけのこと可能になります。つまりこれが意味する事は、良習慣にはただ生きているだけで、1日数時間の努力の差が生まれるということです。
Davidは元動画では「1週間の中で心から楽しめることをスケジュールに入れろ。できればゲームとかではなくアクティブに体を動かすことにしろ。例えば俺は毎週日曜日は新しいスキルを手に入れるためサーフィンをする予定を入れている。それが1週間ずっと楽しみで、朝起きて仕事に取り組むのが楽になるんだ。君もやれば分かる。明日楽しみに事が分かっているからこそ、今日の目の前の仕事に全力を集中できるようになるんだ。」と言っていました。Davidの方法でもいいし、私が実際にやっている方法でも良いです。肝心なのは辛いことで規律を保ち続けることではなく、日々の楽しみに入れておくことです。
最後にゴーストモードステップ7は1週間のハイライトです。これはDavid自身が「1週間のハイライトが7つのステップの中で最も人生を好転させると思う習慣だ」と言っていました。やることは簡単です。3つの質問を毎週仕事の終わりである金曜の夜か日曜の朝に自分に問いかけると良いと彼は言います。 1つ目、今週うまくいったことは何か? 2つ目、今週もっと改善できたことは何か? 3つ目、今週改善できなかったことの中で来週最も集中すべきことは何か?
この3つの振り返りをできればノートに書いたほうがいいでしょう。例えばDavidの場合はこんな風に振り返ったそうです。
1つ目、今週うまくいったことは何か?今週の俺は普段よりも健康的な食事を心がけ、時間通りに寝る事ができた。そして自分のオンラインコミュニティのためにたくさんの新しいコンテンツを作成した。 2つ目、今週もっと改善できたことは何か?一応彼女との会話で少し感情的になってしまった。ストレスの多い状況でももっと感情をコントロールできるようにならなければならない。それに自分のブランドの次のコレクション作成を少し先延ばしにしてしまった。これはもう引き延ばすわけにはいかない。 3つ目、今週改善できなかったことの中で来週最も集中すべきことは何か?もちろんブランドの次のコレクションを完成させる。
この3つを毎週振り返ることで3つのメリットがあると彼は言います。1つ目が良い行動を強化できること。自分がうまくできたことを認識し、誇りに思えたことはまたその行動を繰り返す可能性が高くなると言います。2つ目は悪い行動を早期に修正できること。問題点を早めに発見し、悪習慣にならないように防ぐことができるようになります。そして3つ目は方向性を失わなくなること。私たちは目標を立ててもその目標を忘れ、本来やるべきじゃないところに手を出してしまうことがある。毎週1回目標を確認することで、寄り道せずにまっすぐ進めるようになります。このルーティンは私も絶対にやった方がいいと思っています。特に3つ目の「来週目標のために何が最優先事項かを確認すること」これは本当に重要。やはり理想の状態、達成したい目標、これらは忘れないだけで達成する確率を大きく上げてくれます。99%の人は新年目標を立てても2ヶ月後にはそれを忘れてる。しかし1%の人は半年たっても覚えていて、年末を迎える頃には叶えている。脳は反復される情報を重要だと認識します。目標を忘れないだけで脳は勝手にそこに向かおうとするのです。実際私がこの習慣によって昨年も数々の目標を達成してきました
「ゴーストモード」とは?― 短期間で大きな成果を出すためのライフスタイル
前章では、現状維持に甘んじる人々と、より大きな成果を求めるあなたとの違いについて触れました。あなたは既に、現状打破への強い意志と行動力を持っているはずです。しかし、YouTubeで得た情報や新しい習慣への挑戦にも関わらず、思うような変化が得られないと悩んでいるのではないでしょうか?
多くの自己啓発系インフルエンサーが「月収〇〇〇万円!」「モデルのような美女と付き合える!」といった成功体験を謳っていますが、現実にはそう簡単にはいきません。一つ一つの情報は効果的であっても、それらを少し加えただけで劇的な変化は起こりません。ゲームチェンジャーとなる変化を起こしたいのであれば、もっと根本的なところを変える必要があります。
そこで必要となるのが、 「ゴーストモード」 です。海外、特にアメリカで話題になっているライフハックであり、一定期間、姿を消すように生活を調整し、理想にむけた行動を短期間に集中させることで、理想に近づくライフスタイルです。
ゴーストモードの必要性:現状打破への強力な手段
あなたは今、結果が出なくて悩んでいるかもしれません。どうしても叶えたい夢、手に入れたいものがあるかもしれません。あるいは、大勢とは違う人生を歩みたい、短期間で大きな成果を出したいと考えているかもしれません。
このような状況にあるあなたは、ゴーストモードを実践する価値を多く見出せるでしょう。ゴーストモード期間が、あなたの理想への距離を大きく縮めてくれるはずです。
ゴーストモードの期間は特に指定されていませんが、個人的には最低でも1ヶ月は取ることをお勧めします。たった1ヶ月、本気でゴーストモードに入れば、おそらく最初の結果が出始めます。
その時に、「しんどすぎて、もう辞めたい」と思うのであれば辞めても良いですし、元の生活に戻っても構いません。しかし、ほとんどの人は、この期間にゼロからイチが生まれ、見える世界、住む世界が大勢とは変わってきます。そして、自然と継続する人が大多数だと考えます。私もゆるいゴーストモードをずっと継続しているという感じです。
ゴーストモードと「ムンクモード」の違い
ここでよく言われるのが、「ムンクモード」と何が違うのか?という疑問です。私の動画やその他の海外系の動画を見ている方は、よく言われる「ムンクモード」と「ゴーストモード」何が違うの?と疑問に思ったでしょう。
まず、「ムンクモード」という言葉自体を初めて聞いたという人のために説明すると、「ムンクモード」とは、海外を中心に数年前にブームになったものです。その名の通り、僧侶のような生活をすることで、体の調子、メンタルの調子、マインドを整え、理想へ向かわせるものです。私のチャンネルでも過去に紹介させていただきました。
どちらもライフスタイルというカテゴリーにはなりますが、「ムンクモード」は瞑想をしたり、筋トレやランニング、ウォーキングをしたり、水を1日に2リットル取ったりといった、ヘルスケアを中心に行うことで、エネルギー量を増やし、生活の質を向上させるという感じです。
一方、今回紹介する「ゴーストモード」は、もっと結果にフォーカスしたテクニックです。良習慣を行って全体的な生活の質を底上げするという感じではなく、結果、結果、結果! ゴーストモードはとにかく結果を出すという、一点突破を目的としたプログラム構成です。
デイヴィッドも「ムンクモードは余計な習慣に時間をかけすぎている、だから短期的には結果が出ない。もっとダイレクトに結果が出る所に時間を投入すべきだ」と話しています。
このようなことから、今ゴーストモードに入ろうと考えている方は、QOL的なものを高めたいと考えている人には今回の内容は合わないかもしれません。ですが、とにかく目の前の理想に最短距離で近づきたいんだ!という人にはピッタリな方法かもしれません。
以上のことを踏まえて、本題に入っていきましょう。
ゴーストモードの7つのステップ
「ゴーストモード」とは、一定期間姿を消し、理想に沿った行動を短期集中にすることで、理想に近づくライフスタイルです。今、結果が出なくて悩んでいる人、どうしても叶えたいもの、手に入れたいものがある人、その他大勢とは違った人生を歩みたい人、短期間で大きな成果を出したい人…こうした状況にある人は、ゴーストモードを実践する価値が多いにあります。ゴーストモード期間が、あなたを大きく目標に近づけてくれるでしょう。
ゴーストモード期間について
ゴーストモードの期間に特に指定はありません。個人的には、最低でも1ヶ月間の期間を取ってほしいと思います。たった1ヶ月で良いのです。1ヶ月本気でゴーストモードに入れば、おそらくあなたには最初の結果が出始めています。その時に、辛すぎて「もう辞めたい!」と思うのであればやめれば良いし、元の生活に戻っても構いません。しかし、ほとんどの人は、この期間にゼロからイチが生まれ、見える世界、住む世界がその他大勢とは変わっているため、自然と継続する人が大多数だと思います。私もゆるいゴーストモードをずっと継続しているといった感じです。
ここでよく言われるのが、「ミニマリストモード」と何が違うのか?という疑問です。私の動画やその他海外系の動画を見ている人は、おそらく「よく言われるミニマリストモードとゴーストモード、何が違うの?」と疑問に思ったでしょう。一応、「ミニマリストモード」という言葉は初めて聞いたという人向けに話すと、ミニマリストモードとは、海外を中心に数年前にブームになっているものです。ミニマリストモードという名前の通り、僧侶のような生活をすることで、体の調子、メンタルの調子、マインドを整え、理想に向かわせるというもの。私のチャンネルでも過去に紹介させて頂きました。
どちらもライフスタイルというカテゴリーにありますが、ミニマリストモードは瞑想をしたり、筋トレやランニング、ウォーキングをしたり、水を1日に2リットル取ったりと、こういったヘルスケアを中心にエネルギー量を増やし、生活の質を向上させるという感じです。一方、今回紹介するゴーストモードは、もっと結果にフォーカスしたテクニックです。
両習慣を行って全体的な生活の質を底上げする、という感覚ではなく、結果、結果、結果…!ゴーストモードはとにかく結果を出すという一点突破を目的としたプログラム構成です。デビッドも「ミニマリストモードは余計な習慣に時間をかけ過ぎている。だから短期的に結果が出ない。もっとダイレクトに結果が出る所に時間を投入すべきだ」と話しています。
このような事から、今ゴーストモードに入ろうと考えている方は、QOL的なものを高めたいと考えている人には今回の内容は合わないかもしれません。ですが、とにかく目の前の理想に最短距離で近づきたいんだ!という人にはピッタリな方法かもしれません。以上のことを踏まえて、本題に入っていきましょう。
ゴーストモードの7つのステップの詳細
では、具体的な7つのステップを見ていきましょう。
ステップ1:メリットのある仲間を作る
姿を消すゴーストモードなのに、仲間を作る?少し無意味に感じられたかもしれません。しかし意識したいのは、作るのは「友達」ではなく「仲間」というところです。デビッドは私たちにこう問いかけています。「お前の周りには仲間がいるか?それともただの、時間つぶしの友達ばかりか?」と。彼は学生時代、「孤立したら負け犬になる」と思っていたため、いつも群れて行動していたそうです。それは大学を卒業しても続き、どれだけ自分の人生を変えようとしても、週に2、3回は友人と遊ばないと自分が孤立した負け犬のように思ってしまった。ただそれは自分が作り上げた幻想だったと気づきます。デビッドはこう語っています。「俺は気づいたんだ。自分が友人と暇つぶしをしている時、何か自分を向上させたり、有益な経験をしたことはなかった。ただテレビを見たり、ゲームを一緒にやったりして堕落していただけだった。当時の俺は週に3日、3時間ほど友人と遊んでいただろう。1週間で9時間。つまり9時間分の時間を俺は浪費していることになる。しかし、そういう友人と切った結果どうなったか?その9時間分で本を読んだり、コンテンツを撮影したり、編集時間に充やし始めた。時間ができたことも大きかったが、何よりも大きかったのが自分のマインドを守ることだった。その頃には自己啓発系の動画や有益な情報しか摂取しないようになっていたからだ。面白いよな。自分では孤独になることが負け犬になると思っていたのに、実際にはそれが俺を勝者にした。」
これはまさに真理です。ほとんどの人がなかなか今の場所から抜け出せない理由、それは足を引っ張る友人がいるということです。もし今の場所から抜け出し、その他大勢とは違う人生を歩みたい人が、友人との関わりを断ち切れず、毎週のように週末、休日を過ごしていたらどうでしょう?平日の限られた時間しか努力を投資できなくなります。それは非常にハードモードです。世の中には休日にも喜んで作業を続けている人がいるのに、その時間という領域ですら同じ土俵に立てない。例えるなら、サッカー未経験者が1日1時間の練習で日本代表になれる、というくらい厳しい戦いなのです。ゴーストモードに入ってまず最初にやることは、今付き合っている友人一人一人を見極めることです。これはデビッドも動画の中で言っていたことですが、正直、今付き合っている友人、あなたの人生にプラスになっていますか?それともマイナスになっていますか?ここでのプラスというのは、バカ騒ぎできる関係だとか、馴れ合いのできる関係とかではありません。あなたの理想に近づくためにプラスになっているかどうか、そういう存在があなたの周りにいるかという意味です。もちろん、自分を高め合える素晴らしい友人がいる人もいると思います。しかし、ほとんどの人はそういう友人は現時点ではいないでしょう。何となくこれまでの延長で付き合っている友人だったり、ただ同じ部活やサークル、同じ職場やクラスにいるだけという理由の友人だったり、もしくはオンライン上で知り合い、一度も会ったことがないなんていう人もいるかもしれません。ゴーストモード中はそういう友人とは距離を取るのです。「ごめん、今はこれに集中したい時なんだ」「悪い、今めっちゃ忙しいんだ」こう言ってください。これを言って縁を切られるくらいの関係なら、そもそもそこまで大切な友人ではなかったということです。私たちに必要なのは馴れ合いの友人ではなく、メリットのある仲間です。同じ方向、同じ目標、同じ熱量を持っている仲間。これを見つけてください。デビッドも言っていましたが、ゴーストモードでも完全に人との関係を絶つ必要はありません。孤独というのは人間にとって最大のストレスにもなります。デビッドは過去のような友人ではなく、こうした同じ方向を向いている多くの仲間と関係を持つようにしているそうです。しかしそれも毎週会っているわけではなく、月に1回くらい週末を一緒に過ごす、それくらいの関係を保ってやっていると言います。私も多くの関係を切った時こそ大きな成果を出すことができました。私も大学生頃は友人はかなりいて、毎週のように遊んでいましたが、今はそういう友人は一人もいません。月に1回、数ヶ月に1回会う程度です。特にこのYouTubeを伸ばし始めた数年前は、年に1回友人と会うか会わないかぐらいでした。しかしそれがあったからこそ圧倒的に集中して成果が出たんだと思います。人との関係を切ると想像以上に時間が余るようになります。その時間をフルに使って圧倒的にリソースを撒く。これやらないと短期間で結果を出すなんて到底不可能です。馴れ合いの友人と距離を置き、お互いにメリットのある仲間を作る。ゴーストモードの最も大切なステップです。
ステップ2:目標を1つに絞る
今、あなたは友人との関係を断ち切りました。そして、時間を作ることにも成功しました。ここで絶対にやってはいけないことは、色々なことに手を出すことです。デビッドが初めて自己啓発を始めた時、チャレンジするべき目標は多ければ多いほど良いと思っていたそうです。例えば、多くの女性とデートをしたり、理想のボディを手に入れたり、オンラインで稼いだり、格闘技を学んだり、世界中を旅して冒険したりと、当時の彼はとにかく全部やりたいと思っていました。しかし、それこそが大きな弱点だったと振り返ります。「脳はストレスや不安を感じないようするのが得意だ。だから、もし君が多く目標を同時に抱えているなら、それは実際には自分に課すのを避けているだけだ。色んな事に手を出す事は、本気でやっているという感覚を得ているに過ぎない。これが言い訳になっているんだよ。全力で一つのことに挑戦しなくてもいい、と君の脳を思わせようとする。もし全力を尽くして失敗したらどうなる?それ最悪だ。失敗したら自分が敗者だと思ってしまうよな。だからこそ、一つの目標を選んでそれに取り組め。たった一つの具体的な目標を。そして、今からはその目標を最優先にして、他の全てを犠牲にしてもその目標を達成する。そう心に刻むんだ。」
なるほど、目標を多く持つということは、同時に保険を持っているということと同じであるということですね。仮に達成できなくても、「まあ他のがあるし」という思考になって、結局全て中途半端になってしまう。それを防ぐために目標を一つに絞る。これも非常に大切です。私が思うのは、ゴーストモードに入る時は、目標を明確に言語化しておくということです。色々なことに手をだして中途半端になるという失敗も多いですが、それと同様に目標がちゃんと明確になっていないという人も非常に多いです。例えば副業でお金を稼ぎたいという目標があったとして、月にどれくらい稼ぎたいのか、そのためになにをすべきなのか、商品を作るのか、それともSNS集客に力を入れるのか、そのSNSも期間中に何本投稿するのか。全て言葉にできるようにならないといけません。「何となくこういう感じになりたい」という状態で入ってしまっては非常に危険です。そのふわっとした目標が諦める原因になってしまいます。別に目標は間違っていても良いのです。間違っていることに気づいたらその時に修正すれば良い。しかし「何となくお金を稼げるようになる」とか、そういう感じで目標を立てるのはやめてください。
ステップ3:無駄なものを完全に排除する
デビッドからの質問です。「あなたが今、1番応援しているスポーツチームはどこですか?次のシーズンで最も期待しているチーム、選手は?」デビッドはボストンで育ったため、NBAではボストン・セルティックスの大ファン。家族はスペインのセビリア出身なので、昔はセビージャFCのサッカー試合を全部見ていたそうです。2017年までの大学時代のデビッドは、「シーズンを大欠けるなけば、自分のチームを把握しておかなければ」という衝動が常にあり、試合を毎試合チェックしていたそうです。しかし、それがいかに脳のリソースや集中力を消費していたか、どれだけ負担になっていたかが今になってわかったと言います。彼は当時のことをこう振り返っています。「昔はNFL、NBA、サッカー選手の誰が上げられたら即座にその選手がどのチームにいるのか、どの大学出身か、今年の成績はどうなのか、パワーランキングがないか、全て知っていた。それを誇りに思っていたんだよ。だから2017年、俺はYouTubeに全力を注ぐと決めて、スポーツを追いかけることを犠牲にした。そして何が起きたと思う?全然問題なかった。むしろ素晴らしいことが起きた。俺の人生軌道が完全に変わったんだ。今ではスポーツチームを追いかけることも、統計を知ることも一切していない。NBAファイナルのセルティックスの試合をいくつか見るくらいだ。スポーツ観戦を自分から切り離した瞬間、俺の人生は劇的に変わった。もしかしたらそれは君にとってはスポーツじゃないかもしれない。ゲームかもしれない。俺も長い間ゲームにはまっていた時期があった。例えばコールオブデューティ、FIFA、ヘイロー。俺は本当に最強だった。誰よりもうまかった。間違い無い。でもその「俺の方がうまい」っていう自慢が一体何の意味を持つ?結局それもただの無駄要素だ。君が潜在能力を発揮するのを妨げる無駄なものに過ぎない。こんなバカげた時間つぶしを排除しろ。憧れのヒトがゲームのキルデス比を気にしてると思うか?君はゴーストモードに全力をコミットする必要があるんだ。」
ゴーストモード中は無駄なものを完全に排除する必要があります。私たちの脳にある集中力、注意力の量は限られています。その限られた脳の能力を無駄なものに割くのはもったいない。その時間があれば、どれだけ私たちは目標に近づくことができるでしょうか?デビッドがスポーツについて話していたのは、今回私にもめちゃくちゃ刺さりました。なぜなら私も同じ状態だったからです。私もスポーツが大好きです。特に野球が大好きで、ファンの皆さんはわかると思うのですが、去年のシーズンはセリーグ、パリーグ両方ともめちゃくちゃ面白いシーズンでした。私はファイターズファンなので、月額課金でしっかり毎試合チェックできるようにしていたのです。ただ振り返ってみると、これがめちゃくちゃ時間をとられるし、生産性も下がる。特にシーズンが後半になってくれば重要な試合も増えてくるので、いつもソワソワしながら過ごしていました。ひどい時は気になってスマホでみながら編集作業とかもやっている、そんな日もあります。当たり前ですが、それで仕事が進むはずもありません。最近シーズンが終わり、今オフシーズンで実際に試合がなくなって初めて気づいたんです。「めちゃくちゃ生産性上がってるやん!」ということ。試合経過をスマホでチェックする必要がないし、3時間の試合を見る必要もなくなった。めちゃくちゃ仕事に集中できていることに気づいたのです。私もデビッドと同じように、スポーツ観戦という趣味が明らかに足かせとなっていたというわけです。特にスポーツ好きの方は気をつけてください。スポーツ観戦は思った以上に時間を取られます。デビッドもバスケの試合はファイナルの押しチームだけをいくつか見る、というルールにしているそうです。私もプロ野球のシーズンが終わりましたが、今度は欧州サッカーの2024-25シーズンが始まって新たな誘惑が出てきたので対策をしないといけません。私もプレミアリーグめちゃくちゃ見たいですが、ハイライトで我慢しています。今回はスポーツにフォーカスを当てましたが、日常の中には無駄なものは多くあります。特にスマホ、SNS、ゲーム、ショート動画…私たちの周りには要らないもので溢れています。ゴーストモード中はタスクが終わるまでアクセスしない、アプリをアンインストールするなど、時間を浪費しないための仕組みを作ってください。スマホがどういう仕組みで世界中の人間を依存させているのか、どうすればスマホ依存から抜け出せるかについては、私の過去の動画でGoogleとYouTubeの元社員の方が暴露している動画に全て載せています。この動画です。まだ見ていない方は絶対に見てください。
ステップ4:ゼロモーニングルーティン
ここがゴーストモードの7つのステップの中で最大のポイントです。デビッドは「自己啓発界隈ではモーニングルーティンの重要性が叫ばれてきたが、それはもう時代遅れだ」と言っていました。では何が正解なのか?ゼロモーニングルーティンです。これまでに言われてきたモーニングルーティンを極力簡略化して、できるだけ早く一日をスタートさせる。これが重要だとデビッドは言います。彼は続けて「朝6時に起きて30分瞑想し、30分本を読み、散歩に行き、アファメーションを唱える。そういったことを2時間続けて、ようやく勝者として一日が始まる。そんなことは馬鹿げている。だが全くルーティンを持たないこともあまり良くない。なぜなら何も決まっていないとベッドでスマホを眺めたり、気分任せにダラダラしてしまうからだ。だから最低限のモーニングルーティンをした後はすぐに作業に取り掛かる。これがゼロモーニングルーティンだ。」と話しています。デビッドの今の朝のルーティンはこんな感じだそうです。1.起きたらすぐに太陽の光を浴びる。これはスタンフォード大学の神経科学者アンドリュー・ヒューバーマンが推奨していることで、目が覚めやすくなり、カフェインの必要性が減り、夜の睡眠の質も向上するためやっていると言います。2.さらに気合いを入れたい時は冷水シャワーを浴びる。3.そしてすぐに仕事に取り掛かる。これで終わりです。モーニングルーティンにかける時間は15分から20分。起床してから遅くとも20分後にはPCの前に座り、完全に集中した状態に入っていると言います。これは散々モーニングルーティンを進めてきた私が言うのもあれですが、デビッドの言っていることには私も同意します。なぜなら私もモーニングルーティンの罠にはまっていた時期があるからです。私も朝起きてからコールドシャワーを浴び、散歩に出かけ、瞑想し、ジャーナルを書き、アファメーション、ビジュアライゼーションを行い、読書をしてやっと仕事に取り掛かる。冗談抜きでモーニングルーティン2時間を掛けていた時期があります。結果どうなったか?本来モーニングルーティンとは一日の集中力を上げるために行うものです。しかし、そのモーニングルーティンで集中力を使いきってしまうという本末転倒なことをしてしまっていました。「モーニングルーティンは大切、でも時間はかけ過ぎない」というのが結論。ルーティンはシンプルに、効率的に、そして朝はすぐに動き出す。これは私も最近やっていることです。私は神経質なためどうしてもルーティンをこなさないと気にしてしまうのですが、それでも朝起きてから45分以内には最初の原稿を書き始めるようにしています。デビッドのように20分以内で済むならそれでやった方が良いと思います。シリコンバレーに住むYouTubeのエリートに至っては、朝起きた瞬間1分以内に作業を始め、1、2時間没頭した後にモーニングルーティンをするという逆ルーティンをやっている人もいると言います。とにかくすぐに作業に取り掛かる。これをやってほしいのです。日本人のほとんどは朝起きて朝ご飯を食べると思いますが、その時間勿体なさすぎる。起床してから最初の2、3時間は、一日の中で最も高いパフォーマンスを発揮できる貴重な時間。その時間にやったことは尋常じゃないスピードで上達していくのに、その時間にご飯を食べるというのは無駄な時間しかない。朝ご飯はその作業が終わった後にいくらでも食べられます。皆さんも自分に必要最低限のルーティンを決めて、それをできるだけスピーディーに行なってください。個人的に、もし私が20分しかルーティンに時間をかけられないとしたら、これを選びます。ベッドメイキング1分、コールドシャワー2分、散歩10分、瞑想1分、あとは諸々の準備で5分程度で20分です。なぜこれを選んだのか?全てに意味がありますが、コールドシャワーはドーパミンレベルが250%上がるという研究があって、そのレベルはコカインをやるくらいに匹敵すると言われています。しかもコールドシャワーはコカインと違って数時間に渡って効果が持続します。私はかれこれ2、3年前から毎日欠かさずやっていますが、モーニングルーティンの中で1番効果を感じているので絶対にやるようにしています。ただこのコールドシャワーは万人にお勧めしません。できる人とできない人がいます。持病を持っている人、体が弱い人はやらない方がいいです。私はコールドシャワーをしてから作業に入ることで、まるで現実世界に入ったかのような深い集中、没頭状態に入ることができるのでやっている。そんな感じです。自分は健康体質だと思う人は是非やってみてください。お勧めは毎日やることです。デビッドは必要に応じてやると言っていましたが、それではおそらくやらなくなると思います。これは毎日やった方が実は楽だったりします。少し余談もありましたが、ゴーストモード中の最も大切なルール、最も大切なエッセンスはこの朝にすぐ作業を行う、ここにあります。最悪他のステップを無視してもこれだけでも問題ない。それほどこのステップ4は大切なところです。
ステップ5:夜12時には寝る
デビッドは私たちに厳しくこう言います。「この動画を見ているということは、君は人生を改善しようとしている。それは素晴らしいことだ。でももし毎晩7、8時間の睡眠を確保できていないなら、一体何をやっているんだ?何のために新しい目標を立て、もっとお金を稼ぎ、恋人を作り、理想の体形を手に入れようとしているんだ?基礎中の基礎すらできていないのに。これは愚かだ。俺は人を馬鹿と呼ぶのは好きじゃないが、これは馬鹿だ。睡眠は全ての基本なんだ。それなのに多くの男性がこの基本的なことすら疎かにしていることには未だに驚かされるよ。」
睡眠に関してはもうここ最近私は毎動画話している気がします。もう睡眠のことはしつこいよ!と思っているかもしれません が、私もそう思います。ただ私は日本人の平均睡眠時間が8時間を超えるまでは言い続けるつもりです。それほど睡眠を取ることは全てのパーフォーマンスを上げるために必要なのです。確かに寝ないで仕事をするというのは、パッと見かっこよく見えます。寝ないことを美談として語ったりする人もいますが、私から言わせれば、睡眠を削る前にもっと削れるところ他にありましょうという話です。ポッと出の使い方捨てみたいな存在で終わりたいなら睡眠時間を削ればいい。ただずっと勝ち続けたいんだったら睡眠を取ってください。すみません、少し強い言葉を使ってしまいました。ただ睡眠に関しては、私も多くの海外の情報をみてきましたが、みんな同じことを言っています。日本では最近ひろゆきさんとか堀江さんとかの超大物が睡眠の重要性を語ってくれているので一般層にも広がってきた感がありますが、それは海外でも同じなんです。「人間関係削れ、食事時間削れ」って言っている人はいますが、「睡眠時間削れ」って言っている人マジでいません。それほど睡眠時間を削ることはナンセンスなことだとみんなわかっているのです。睡眠を多くとることが不安という人がいます。「多く寝ちゃったらその分損しないかな」と思う気持ち、わかります。でも安心してください。私は毎日確実に8時間睡眠、多い時は9時間以上取っていますが、この規模までYouTubeの登録者を伸ばすことができました。あなたも寝ればこれくらいのパーフォーマンスは出せます。だから絶対に睡眠を疎かにしないでください。睡眠はとにかく量。シンプルです。起きたい時間から7、8時間逆算するのです。朝7時に起きる必要があるなら、8時間マイナスすると夜の11時です。そう、11時にベッドに入ればいいだけなんです。「11時に寝ればいいだけなんだ。それだけの事だ。理由なんてない。夜11時にベッドに入ることができない。そんな少しの規律すら守れないなら、もう諦めろ。目標も夢も全部諦めろ。でも君は諦めるような人間じゃないだろう。だから今夜からやることはシンプルだ。夜11時に寝る。これだけでいい。睡眠こそが君が人生を劇的に改善するための最後の一歩なんだ。」とデビッドも言っています。ある意味、睡眠時間を一定に保つことは最も規律が必要になることかもしれません。しかし私たちはこれから一生懸命働くのと同時に一生懸命休まなければならない。これができればほぼ半分成功したようなものです。
ステップ6:報酬を用意する
ステップ5までで全ての余計なものを排除し、極限まで仕事、勉強に集中するゴーストモードの方法を私たちは知りました。しかし、現実的に考えてみてください。「こんな自分の好きなこと全てを排除すると人生つまらなくならないか?」その通りです。このステップ5までのゴーストモードではまだ不完全。大事なところが一つだけ欠けています。それは報酬を用意すること、ご褒美を用意することです。ここまでステップごとに説明してきました。友人と距離を取り、目標を一つに絞り、ゲーム、スマホ、SNS、スポーツ観戦など無駄なものを完全に排除し、夜の11時には寝る生活。まさに規律を持った生活、ハイレベルな生活のように感じます。しかし冷静になって考えてみてください。この生活のどこが面白いですか?そして、この生活をずっと続けることはできそうですか?おそらくほとんどの人にとって答えは「ノー」でしょう。よほどの極端な人間でない限り、報酬がゼロの状態ではこの生活を続けるのはほぼ不可能に近いのです。人間は報酬がなければモチベーションを保つことはできません。ゴーストモードと言われると、辛いことに耐えようというイメージを持つと思いますが、皆さんにはゴーストモード中はあくまで楽しく思いながら続けてほしいのです。そのためうまく報酬を設定しなければいけません。しかし報酬の設定を間違ってしまうと何の意味もありません。例えば報酬だからといってSNSに触って良いとか、ゲームを週末にやっても良いとか、そういうものにしてしまう。せっかくゴーストモードに入ることができたのに、それではまた元の失敗ばかりの生活に戻ってしまいます。SNSやゲーム、その他お菓子やジャンクフードなど、そういった明らかに悪そうなドーパミンの類を報酬に設定することは絶対にやめてください。じゃあ何を報酬としてやればいいの?スマホとかゲームだけが自分の唯一の楽しみなんだけど…こう思った人もいると思います。気持ちはめちゃくちゃわかります。私も一つのゲームタイトルに300時間つぎ込んだことがあるゲーム好きの一人として、ご褒美にそういうのを設定できないことに最初は戸惑いました。しかしこのやり方には裏技というか、ハックする 方法があります。実は、筋トレや読書、瞑想、散歩など、良習慣と言われているものを、まるで休憩の代わりにするようなご褒美にすること、これは可能なのです。私の場合、もはや読書すること、ジムに行くこと、瞑想すること、これらのものはいやいや行われるものではなく、もはや仕事と仕事の合間のリフレッシュのように行われます。「ああ、今日もジムに行かなきゃいけないのか…」ではなく「よし、今の作業疲れたから1回ジムに行ってリフレッシュするか!」この感覚です。実はSNS、ショート動画でよく見かける「朝6時に起きてすぐ筋トレをして、仕事をやって、夜遅く帰ってくるのに月数十冊の本を読んでいる」みたいな「この人なんでこんなに動けてるんだ?」という人見かけたことあると思います。まあ中には再生数稼ぎで実際やっていない人もいると思いますが、そこは置いといて、実際に一日中ずっと行動し続けている人は、ほぼ確実にこれから教えるポイントを押さえて、良習慣をご褒美化しています。ここからの内容はデビッドも動画の中では言ってなかったことです。良習慣のご褒美化のポイントは非常にシンプル。2つのポイントです。ドーパミンレベルを下げる、良質なドーパミンに置き換える。これだけです。まずはポイント1。ドーパミンレベルを下げるところからスタートです。今のあなたは、おそらくドーパミンレベルがかなり上がっている状態です。仕事、筋トレ、勉強、散歩…これらのものにテンションが上がることはなく、つまらないと感じている。そしてスマホ以外の娯楽が思い浮かばない。なってませんか?それはドーパミンレベルが上がっている証拠です。皆さんにやってほしいことは、とにかく一日の休憩中、一切スマホに触ってほしくない。これを試してほしいのです。これをやるとどうなるか?その休憩中が暇で暇で仕方がなくなる。時間がゆっくり流れるようになります。この状態に入るともう勝ったようなものです。早く次の作業に入りたいで仕方がなくなる、こういう不思議な感覚になります。やる前はやりたくないと思っていたのに、今は逆にやりたくなる。こういう状態に入ります。なぜこういうことになるのか?私たちの脳は常にドーパミンを求めて動きます。何もしないことに耐えられません。どれくらい耐えられないかと言うと、バージニア大学で行われたある恐ろしい実験があります。対象者を15分間、一人一人何もない部屋に入れました。対象者に渡されたのは、押すと電気ショックが流れるボタンです。この電気ショックはちょっとビリビリする程度ではなく、この電気ショックを避けるためならお金を払っても良いと言われているレベルのものです。15分間、何もない部屋に入れられた対象者は何をやったか?なんと67%の男性は何もしないよりは電気ショックを受けることを選択したそうです。ある男性は15分間に190回もの回数、ボタンを押し続けたと言います。それほど私たちは退屈よりも刺激を選ぶ、そういう生き物です。しかしここで私たちは退屈になった時にすぐにスマホという高刺激のドーパミンに手を出してしまう。高刺激のドーパミンの怖いところは、すぐ手に入る上にそのドーパミンレベルが高すぎるところです。高いドーパミンレベルを摂取してしまうと、低いドーパミンレベルの物には耐えられなくなる。ジャンクフードばかり食べている人が塩だけの味付けでは満足できなくなるのと同じです。脳はどこからドーパミンが得られるかは知ったことではありません。とにかく本能のままにドーパミンを求めます。つまり目の前にスマホという高刺激のドーパミン製造機と、今日やるべきタスクという低刺激のドーパミンの2つの選択肢があった時、高い確率でスマホを選んでしまいます。そして一度選んだのが最後、脳は「スマホに触って簡単にドーパミンが得られるならこれでいいじゃん。別に仕事やってもしそんなにドーパミン流れ無いならやる必要ないじゃん」となって、本来やるべき仕事や作業という低いドーパミンがめちゃくちゃ面倒くさくなってしまうのです。だから休憩中はスマホに一切触って欲しくないのです。日中、せめて午前中に取る5分休憩や10分休憩中はスマホに触らない、スマホに触れるという選択肢を消す。これをやってみてください。するとドーパミンレベルが下がり、達成から得られる低いドーパミンでも脳が喜べるように体がなっていきます。こういう話をすると必ずコメントでこういうのを頂きます。「スマホ楽しいからいいじゃん。人生生きづらそう。俺はスマホに触るのが人生で最も幸せな瞬間だわ」そういう人の否定はしませんが、このドーパミンのメカニズムを知るとどうしても高刺激の悪いドーパミンに脳が惑わされてしまっているようにしか見えない。本当にスマホを触り続けることが人生の中で最高の瞬間ですか?これまでの人生で何かを達成した瞬間あると思います。その瞬間より本当にスマホを触る時間の方が幸せですか?それでもスマホの方が幸せだという人はだいぶ中毒になっているかもしれません。それは濃い味付けの100円のファーストフードが世界で1番美味しいと言っているようなものです。もっと美味しいものはたくさんあるのに、それを知ろうともしない。非常にまずい状態です。なんでここまで言うのかというと、かつての私がそうだったからです。特にどん底にいた時はスマホに触ること、ゲームをすること、これさえあればいいと思っていました。最悪お金がなくても生活保護を受けて一生ゲームとかYouTubeを見ていればそれもしあわせだろうと思っていました。しかしそれは間違っていたのです。ドーパミンレベルがおかしくなってきて、ジャンクな物以外では味を感じなくなっていたのです。しかしスマホに触らずに一定時間過ごしてみました。するとドーパミンレベルが下がり、少しずつ仕事が達成することや、読書でページを進めること、筋トレで自己記録を更新することという良質なドーパミンでも十分に満足できるようになったのです。皆さんの中には以前の私の様な「最悪お金がなくてもゲームや無料のSNSさえやっていればとりあえず幸せになれる」という考えに傾きかけている人もいるかもしれません。そして「そうは考えているけども、そういう堕落した生活をすることはダメな気がする、違和感何となく感じている」こう思っている人もいるでしょう。その違和感、正しいです。手遅れになる前にまずはドーパミンレベルを下げてみる。これやってください。少し話はそれましたがポイント2つ目です。
ポイント2:良質なドーパミンに置き換える
ここは簡単です。ポイント1でドーパミンレベルを下げました。後は休憩時間にやることをスマホを触ることから良習慣に置き換えるだけです。私の場合だとこんな感じです。私はいつもポモドーロテクニックを使って仕事をしています。50分作業して10分休憩、また50分作業して10分休憩。こういうルールでやっているのですが、10分休憩の時にスマホを触る代わりに私は瞑想か読書をしています。「辛くないのか?」と言うと全く辛くありません。なぜかとゆうと、それはさっき言った通りスマホに触らずに10分間ボーッとしていると何かやりたくなってくる。その時間で瞑想や読書といった習慣をやっているといった感じです。私は大体この50分10分を1日に最低6セッションぐらいやるので、最低でも10分休憩6回分、60分分の習慣を積み重ねていることになります。その他にも夕方になると集中力が切れてくるので、そのタイミングで頭のフレッシュで筋トレに行きます。ここでのポイントもやはりスマホに触らない、SNSを開かない。そうすると仕事するか筋トレするかの二択になるので、「もう集中力も切れちゃってるから筋トレ行こう」となります。とにかく悪習慣しそうになったら、その時間を良習慣で置き換えるイメージです。最初はスマホもSNSもゲームも、その他の悪習慣も暇になったらやりたくなってきます。しかし手を伸ばす前に「これがやりたくなったら散歩をする」とか「休憩時間瞑想する」とか、そういうルールをあらかじめ決めて実行し続けると、最初はやるのが嫌だった良習慣がどんどんご褒美に変わっていきます。これをやると結果的にどうなるか?一日の全て時間があなたの積み上げになる。例えばその他大勢の普通の人はこんなです。午前午後時間、仕事を何とかやり繰りし、一日をやっと終わらせる。もちろん仕事を面倒くさいと思っているため生産性も低いです。仕事終わり、家に帰るとストレス発散だと言って酒を飲み、ポテトチップスを食べ、ダラダラとショート動画をスクロールするか、ゲームをするか、SNSを開くか、そういう悪習慣でリフレッシュしようとしてます。しかし、ゴーストモードを実践する人は違います。まずこれまでのステップで生産性、集中力がすでに他の人とは桁違いの状態になり、午前午後とアウトプットする。この作業自体もドーパミンが流れているので、確かに疲労感は感じるが、楽しく乗りこなすことができる。この時点でその他大勢とはもはや圧倒的な差になっていますが、最大の差は合間に挟むリフレッシュもその他大勢とは別次元であるということ。仕事タスクが終わり向かうのは筋トレや散歩、読書などの良習慣で脳のリフレッシュを行い、また仕事のモチベが高まれば作業をするのも良し、明日の仕事にワクワクしながら寝るのも良しです。報酬をうまく設定し脳をハックすることで、これだけのこと可能です。つまりこれが意味することは、良者にはただ生きているだけで1日数時間の努力の差が生まれるということです。
ステップ7:1週間のハイライトを行う
デビッドは元動画では「1週間の中で心から楽しめることをスケジュールに入れろ。できればゲームとかではなくアクティブに体を動かすことにしろ。例えば俺は毎週日曜日に新しいスキルを手に入れるためにサーフィンをする予定を入れている。それが1週間ずっと楽しみで、朝起きて仕事に取り組むのが楽になるんだ。君もやればわかる。明日楽しみにすることがわかっているからこそ、今日の目の前の仕事に全力を集中できるようになるんだ」と言っていました。デビッドの方法でも良いし、私が実際にやっている方法でも良いです。肝心なのは辛いことで規律を保ち続けることではなく、日々の内に楽しみを入れておくことです。
最後にゴーストモードステップ7は1週間のハイライトです。これはデビッド自身が「1週間のハイライトが7つのの中で最も人生を高騰させると思う習慣だ」と言っていました。やることは簡単です。3つの質問を毎週、仕事の終わりである金曜の夜か日曜の朝に自分に問いかけるといいと彼は言います。
- 今週うまくできたことは何か?
- 今週もっと改善できたことは何か?
- 今週改善できなかったことの中で、来週最も集中すべきことは何か?
この3つの振り返りをできればノートに書いた方が良いでしょう。例えばデビッドの場合だとこんな感じに振り返ったそうです。
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今週うまくできたことは何か? 今週の俺は普段よりも健康的食事を心がけ、時間通りに寝る事ができた。そして自分のオンラインコミュニティのためにたくさんの新しいコンテンツを作成した。
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今週もっと改善できたことは何か? 一応彼女との会話で少し感情的になってしまった。ストレスの多い状況でももっと感情をコントロールできるようにならなければならない。それに自分のブランドの次のコレクション作成を少し先延ばしにしてしまった。これはもう引き伸ばすわけにはいかない。
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今週改善できなかったことの中で、来週最も集中すべきことは何か? もちろんブランドの次のコレクションを完成させる。
この3つを毎週振り返ることで3つのメリットがあると彼は言います。一つ目が良い行動を強化できること。自分がうまくできたことを認識し、誇りに思えたことはまたその行動を繰り返す可能性が高くなると言います。二つ目は悪い行動を早期に修正できること。問題点を早めに発見し、悪習慣にならないように防ぐことができるようになります。そして三つ目は方向性を見失わなくなること。私たちは目標を立ててもその目標を忘れ、本来やるべきじゃないところに手をだしてしまうことがある。毎週1回目標を確認することで寄り道せずにまっすぐ進めるようになります。このルーティンは私も絶対にやった方がいいと思っています。特に3つ目の「来週目標のために何が最優先事項か」を確認することは本当に重要。やはり理想の状態、達成したい目標、これらのものは忘れないだけで達成する確率を大きく上げてくれます。99%の人は新年目標を立てても2ヶ月後にはそれを忘れてしまいます。しかし1%の人間は半年たっても覚えていて、そして年末を迎える頃には叶えている。脳は反復される情報を重要だと認識します。目標を忘れないだけで脳は勝手にそこに向かおうとするのです。現に私もこの習慣によって昨年も数々の目標を達成してきました。それは私に達成の才能があったわけではありません。目標を何度も見返して忘れないようにしただけです。他の海外系発信者の中にはこの振り返りを毎日書いている人もいると言います。ここは毎日でも1週間でもどちらでも良いと思いますが、大切なのは続けることです。別に3つの質問に対して1行ずつでも良い。とにかく継続してみる。1回では効果は実感しづらいですが、1年後継続してみて下さい。おそらくそこに書かれたことはほぼほぼ達成していることでしょう。
冒頭でも話しましたが、ゴーストモードの期間は最初は1ヶ月からスタートしてみてください。やってみるとわかりますが、ゴーストモードは一定期間やったら終わりではなく、ずっと続けることができる普遍的なライフスタイルが描かれています。私もある意味ゴーストモードに入って2年目、3年目といった感じでしょうか。正直に言うと、今回のことを本当に実行できれば、結果が出ないわけがないと思っています。これほど理想にフォーカスを当てている人なんて周りを見渡したらほとんどいない。正直に言いますが、この動画を見て実行しようとしている時点であなたはある種、他の人が絶対に持っていない異常な何かを持っている。そういう人が成功しないわけがない。絶対にいきます。私も一緒に頑張ります。では次の動画で、お待ちしています!
ステップ1:メリットのある仲間を作る
「ゴーストモード」では、単に姿を消すだけでなく、質の高い人間関係を構築することが重要です。多くの人は、現状維持に甘んじている友人や知人との繋がりを断ち切ることを躊躇するかもしれません。しかし、デビッド・モリーナスの主張する「ゴーストモード」では、メリットのある仲間を作るというステップが最初に行われます。これは、単なる友人関係ではなく、目標達成に貢献する仲間を選ぶことを意味します。
なぜ「友人」ではなく「仲間」なのか?
デビッドは、学生時代、孤立することを「負け犬」になることだと考え、常に群れて行動していたと言います。大学卒業後もこの習慣は続き、どれだけ人生を変えようとしても、数日に一度は友人と遊ばないと、自分が孤立した「負け犬」のように感じてしまっていたそうです。しかし、彼は後に、それが自分自身が作り上げた幻想だったことに気づきます。
デビッドはこう語っています。「俺は気づいたんだ。自分が友人と暇つぶしをしている時、何か自分を向上させたり、有益な経験をしたことはなかった。ただテレビを見たり、ゲームを一緒にやったりして堕落していただけだった。当時の俺は週に3日、3時間ほど友人と遊んでいただろう。1週間で9時間。つまり9時間分の時間を俺は浪費していたことになる。しかし、そういう友人関係を断った結果どうなったか?その9時間分で本を読んだり、コンテンツを撮影したり、編集時間に充やし始めた。時間を得られたことも大きかったが、何よりも大きかったのが自分のマインドを守れたことだった。その頃には自己啓発系の動画や有益な情報しか接触しないようになっていたからだ。面白いよな。自分では孤独になることが負け犬になると思っていたのに、実際にはそれが俺を勝者にした。」
これは多くの人の心に響く真理です。なかなか今の場所から抜け出せない理由、それは足を引っ張る「友人」がいるということです。友人との関わりを断ち切らずに週末を過ごしていると、平日の限られた時間しか努力を注げなくなってしまいます。これは、まるでサッカー未経験者が1日1時間の練習で日本代表になれるか?というくらい厳しい戦いなのです。
メリットのある仲間を見つける方法
ゴーストモードに入る際にまず最初に行うことは、今付き合っている友人一人一人を見極めることです。デビッドも動画の中で言っていたことですが、正直に自問自答してみましょう。
- 今付き合っている友人は、あなたの人生にプラスになっていますか?それともマイナスになっていますか?
ここで言う「プラス」とは、バカ騒ぎできる関係や馴れ合いの出来る関係ではありません。あなたの理想に近づくためにプラスになっているかどうか、そういう存在があなたの周りにいるか、という意味です。もちろん、自分を高め合える素晴らしい友人がいる人もいるでしょう。しかし、ほとんどの人はそういう友人は現状いないでしょう。何となく今まで通りの延長で付き合っている友人だったり、ただ同じ部活やサークル、職場やクラスにいるだけの理由の友人だったり、もしくはオンライン上で知り合い、一度も会ったことがないなんていう人もいるかもしれません。
ゴーストモード中は、そういう友人とは距離を取る必要があります。一切の誘いを断るのです。「ごめん、今はこれに集中したい時なんだ」「悪い、今めっちゃ忙しいんだ」こう言ってください。これを言って縁が切れるくらいの関係なら、そもそもそこまで大切な友人ではなかったということです。
私たちに必要なのは、馴れ合いの友人ではなく、メリットのある仲間です。同じ方向、同じ目標、同じ熱量を持っている仲間を見つけてください。
デビッドも言っていましたが、ゴーストモードでも完全に人とのかかわりを絶つ必要はありません。孤独というのは人間にとって最大のストレスにもなります。デビッドは過去のような友人ではなく、同じ方向を向いている多くの仲間と関係を持つようにしているそうです。しかし、それも毎週会っているわけではなく、月に1回くらい週末を一緒に過ごす、それくらいの関係を保ってやっていると言います。
私も多くの関係を切った時こそ、大きな成果を出すことができました。大学生頃は友人がかなりいて、毎週のように遊んでいましたが、今はそういう友人は一人もいません。月に1回、数ヶ月に1回会う程度です。特にこのYouTubeを伸ばし始めた数年前は、年に1回友人と会うかどうかのレベルでした。しかし、それがあったからこそ圧倒的に集中して成果が出たのだと思います。
人とのかかわりを切ると、想像以上に時間が余るようになります。その時間をフルに使って圧倒的にリソースを削る。これをやらなければ短期間で結果を出すなんて到底不可能です。馴れ合いの友人と距離を置き、お互いにメリットのある仲間を作る。ゴーストモードの最も重要なステップです。
ステップ2:目標を1つに絞る
これまで、メリットのある仲間を作る重要性について解説してきました。ゴーストモードへの突入準備として、自身の現状を客観的に見直し、本当に必要な繋がりを選び取る作業は、想像以上に大きな効果を生み出すでしょう。では、次に進むべきステップは何か?それはズバリ、目標を1つに絞ることです。
なぜ複数の目標は良くないのか?脳の仕組みと成功への道筋
多くの人は、自己啓発系の情報に触れると、様々な目標を設定しがちです。例えば、「収入を増やす」「理想の体型になる」「新しい趣味を見つける」など、いくつもの目標を同時に追いかけようとする傾向があります。しかし、これは大きな間違いです。
なぜなら、人間の脳は、複数の目標を同時に処理することに適していないからです。脳はストレスや不安を感じないよう、常に効率化を図ろうとします。そのため、複数の目標を抱えていると、脳は「全てを完璧にこなす必要はない」という言い訳を作り、実際にはどの目標にも真剣に取り組まず、中途半端な状態に陥りがちです。これは、目標達成における最大の障壁となります。
David Morinass氏も自身の動画の中で、この点を指摘しています。「脳はストレスや不安を感じないよう働くのが得意だ。だから、多くの目標を同時に抱えているなら、それは実際には自分に負荷をかけることを避けているだけだ。色々なことに手を出すことは、本気でやっているという感覚を得ているに過ぎない。これが言い訳になっているんだよ。」と。
つまり、複数の目標を設定することは、脳の防衛機構によって、真の努力を避けるための「言い訳」として機能してしまうのです。ゲームチェンジを起こしたいなら、もっと根本的なところを変える必要があります。それは、目標を1つに絞り込み、そこに全力を注ぐことなのです。
ゴーストモードにおける目標設定:明確化と優先順位
ゴーストモードでは、ただ単に目標を設定するだけでなく、その目標を極めて明確に言語化し、優先順位を決定することが重要です。
例えば、「副業でお金を稼ぎたい」という漠然とした目標では不十分です。具体的に、月いくら稼ぎたいのか、そのためには何をすべきなのか、商品を作るのか、SNS集客に力を入れるのか、SNS投稿は何本するのか、など、全ての要素を言葉で明確に定義する必要があります。
「何となくこういう感じになりたい」という曖昧な目標では、脳は具体的な行動計画を立てず、結果として目標達成は難しくなります。重要なのは、目標が間違っていても良いということです。間違っていると気付いたら修正すれば良いのです。しかし、「何となくお金を稼ぎたい」といった曖昧な目標設定は、絶対に避けるべきです。
目標設定例:具体的な数字と行動計画
より具体的な目標設定の例を挙げましょう。
- **目標:**YouTubeチャンネル登録者数を1000人に増やす
- 具体的な行動計画:
- 毎日1本の動画を投稿する
- 動画のサムネイルを魅力的にする
- 関連性の高いキーワードでSEO対策を行う
- SNSで積極的に動画を宣伝する
この様に、具体的な数字と具体的な行動計画を立てることで、脳は明確な目標に向かって行動しやすくなります。そして、この具体的な行動計画こそが、ゴーストモードを成功に導く鍵となるのです。
このステップは、ゴーストモードの7つのステップの中でも非常に重要です。なぜなら、他のステップをどれだけ完璧にこなしても、目標が曖昧なままでは、成果は上がりづらいからです。目標を1つに絞り込み、それを明確に言語化することで、初めてゴーストモードの効果を最大限に発揮できるようになるのです。
次のステップでは、無駄なものを完全に排除する方法について解説します。
ステップ3:無駄なものを完全に排除する
ここまでで、目標を1つに絞るという重要なステップを踏みました。しかし、目標達成のためには、それ以上に重要なことがあります。それは、無駄なものを完全に排除するということです。
無駄なものは何か?
「無駄な物」とは一体何でしょうか? それは人それぞれ違います。しかし、共通して言えることは、目標達成に直接的に繋がらないものです。これは、一見すると生産性が高い行動に見えても、実は脳のリソースを浪費し、目標達成を遠ざけている可能性があります。
海外の人気YouTuberであるデビッド・モリーナズは、自身の経験から、無駄なものを排除することの重要性を説いています。彼は以前、NBAのボストン・セルティックスの大ファンで、毎試合をチェックするなど、スポーツ観戦に多くの時間を費やしていました。また、サッカーも熱心に観戦しており、スペインのセビージャFCの試合をすべて見ていたそうです。
2017年まで、彼は大学時代から、シーズン中であれば自分のチームを把握しておかなければという衝動に駆られ、試合を毎日チェックしていたと言います。しかし、彼はYouTubeに全力を注ぐことを決意し、スポーツ観戦を犠牲にしました。そして、驚くべきことに、その結果、彼の生活は劇的に変化したのです。スポーツへの執着を手放したことで、彼はより多くの時間を仕事や自己啓発に費やすことができ、結果として大きな成功を収めました。
デビッドはこう語っています。「昔はNFL、NBA、サッカー選手の、挙げられたら即座にその選手がどのチームにいるのか、どの大学出身か、今年の成績はどうなのか、パワーランキングはないか、全て知っていた。それを誇りを持っていたんだよ。だが2017年、俺はYouTubeに全力を注ぐと決めて、スポーツを追いかけることを犠牲にした。そして何が起きたと思う? 全然問題なかった。むしろ素晴らしいことが起きた。俺の人生軌道が完全に変わったんだ。今ではスポーツチームを追いかけることも、統計を知ることも一切していない。NBAファイナルのセルティックスの試合をいくつか見るくらいだ。スポーツ観戦を自分から切り離した瞬間、俺の人生は劇的に変わった。もしかしたらそれは君にとってスポーツじゃないかもしれない。ゲームかもしれない。俺も長い間ゲームにはまっていた時期があった。例えばコールオブデューティ、FIFA、ヘイロー、俺は本当に最強だった。誰よりも上手かった。間違い無い。でもその俺の方が上手いって自慢が、一体何の意味を持つ?結局それもただの無駄な要素だ。君が潜在能力を発揮するのを妨げる無駄な物に過ぎない。こんな馬鹿げた時間潰しを排除しろ。憧れのヒトがゲームのキルデス比を気にしてると思うか?君はゴーストモードに全力をコミットする必要があるんだ。」
彼の言葉は、私たちに深いメッセージを伝えています。それは、一見魅力的なものであっても、目標達成に繋がらないものは全て無駄であるということです。
無駄なものの具体例と排除方法
では、具体的にどのようなものが「無駄な物」に該当するのでしょうか? デビッドの例以外にも、以下のようなものが挙げられます。
- SNSのチェック: 無駄な情報に時間を奪われ、集中力を低下させます。
- ゲーム: 多くの時間を費やす可能性があり、目標達成から遠ざかります。
- 過剰な情報収集: 必要以上の情報に溺れると、判断力や行動力が低下します。
- 不毛な人間関係: 自分自身を成長させない人間関係は、時間とエネルギーの無駄です。
- 無駄な買い物: 必要のないものを買ってしまい、お金と時間を浪費します。
- テレビや動画の視聴: 娯楽は必要ですが、過剰な視聴は生産性を低下させます。
- 不健康な食生活: 体調を崩すと、作業効率が低下します。
これらの「無駄な物」を排除するためには、まず意識的に自分の時間を管理することが大切です。時間管理アプリを使ったり、タスク管理リストを作成したり、自分の行動を記録するなど、様々な方法があります。
そして、本当に必要なものとそうでないものを区別する必要があります。そのためには、自分の目標を常に意識し、その目標達成に繋がる行動かどうかを常に自問自答することが重要です。
また、断捨離も効果的です。不要な物を捨てることで、物理的な空間だけでなく、精神的な空間も整理整頓できます。
ゴーストモードを実践する上で、無駄なものを完全に排除することは、集中力を高め、目標達成への効率を最大限に高めるための必須条件です。不要な情報や誘惑をシャットアウトし、目標達成に集中できる環境を作りましょう。 徹底的な断捨離、そして時間管理を徹底することで、あなたの目標達成への道は大きく開けるでしょう。
次のステップでは、ゼロモーニングルーティンについて詳しく見ていきましょう。
ステップ4:ゼロモーニングルーティン
現状のモーニングルーティンを見直す
多くの人が成功者になるためにモーニングルーティンの重要性を説く情報に接し、様々なルーティンを実践していることと思います。早朝に起床し、瞑想や読書、運動、アファメーションなど、1時間、2時間と時間をかけて自己啓発に励む…一見素晴らしい習慣のように見えます。しかし、David Morin氏が提唱する「ゴーストモード」では、この従来型のモーニングルーティンを根本から見直すことを提案しています。彼が提唱するのは 「ゼロモーニングルーティン」 です。
なぜ、自己啓発に熱心に取り組むモーニングルーティンが、ゴーストモードでは時代遅れとされているのでしょうか?それは、時間を浪費している可能性があるからです。 ゴーストモードの目的は、短期間で目標を達成することにあります。 時間をかけて自己啓発に励むことは、確かに自己成長に繋がるかもしれませんが、ゴーストモードでは、その時間と労力を、より直接的に目標達成に繋がる活動に充てるべきだと主張しているのです。
David Morin氏自身も、以前は2時間にも及ぶモーニングルーティンを実践していました。瞑想、読書、散歩、アファメーション…と、まさに自己啓発に特化したルーティンです。しかし、彼はその結果、目標達成には繋がらなかったと語っています。時間をかけて自己啓発を行ったにもかかわらず、目に見える成果は得られず、もどかしさを感じたそうです。
ゼロモーニングルーティンの実践
では、ゼロモーニングルーティンとは具体的にどのようなものなのでしょうか?それは、起床後、最低限のことだけを済ませ、すぐに作業に取りかかることを意味します。David Morin氏の現在のモーニングルーティンは、以下の3つのステップで構成されています。
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起床後、すぐに太陽の光を浴びる: これは、スタンフォード大学の神経科学者Andrew Huberman博士の推奨に基づいたもので、目覚めを促進し、カフェインの必要性を減らし、睡眠の質を向上させる効果があると言われています。
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必要に応じて冷たいシャワーを浴びる: より高い集中状態に入りたい場合は、冷たいシャワーを浴びることで気合を入れるそうです。
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すぐに作業に取りかかる: これが最も重要な点です。
これら3つのステップにかかる時間は、わずか15分から20分。起床後すぐに作業に取りかかることで、集中力を最大限に活用し、目標達成への効率性を高めることが狙いです。
モーニングルーティンとの違い
従来のモーニングルーティンとゼロモーニングルーティンの大きな違いは、時間の使い方にあります。従来のモーニングルーティンは、自己啓発に多くの時間を費やすのに対し、ゼロモーニングルーティンは、目標達成に直接的に繋がる作業に時間を集中させることを重視しています。 これは、ゴーストモードが短期的な成果を重視するライフスタイルであることと深く関わっています。
長時間のモーニングルーティンは、一見生産的な活動のように見えますが、実際には脳の集中力を使い果たしてしまう可能性があります。 朝の貴重な時間を、目標達成のための作業に充てることで、より大きな成果を得られるとDavid Morin氏は主張しています。
彼の例えは非常に的を射ています。サッカー未経験者が、毎日1時間練習して日本代表になれるか?という問いかけです。当然、不可能に近いでしょう。ゴーストモードにおいても、限られた時間をいかに効果的に使うかが重要であり、自己啓発に時間を費やすよりも、目標達成に直接的に繋がる活動に集中する方が効率的であるという主張は、納得できるものがあります。
ゼロモーニングルーティン導入のメリット
ゼロモーニングルーティンを導入することによって得られるメリットは、以下の通りです。
- 集中力の向上: 起床後すぐに作業に取りかかることで、脳が最も活性化している時間帯に集中力を最大限に発揮できます。
- 生産性の向上: 限られた時間を有効活用することで、1日の作業効率が向上します。
- 目標達成への近道: 目標達成に直接的に繋がる活動に時間を集中させることで、より早く目標を達成できる可能性が高まります。
- 時間管理能力の向上: 無駄な時間を省き、時間を有効活用する習慣が身につきます。
ゴーストモードを実践する上で、ゼロモーニングルーティンは非常に重要なステップです。 従来型のモーニングルーティンに固執するのではなく、自分の状況に合わせて、より効率的な時間の使い方を模索することが重要です。 短時間で成果を出したいのであれば、すぐに作業に取りかかるというシンプルな方法をまず試してみることをお勧めします。
ステップ5:夜12時には寝る
「ゴーストモード」で人生を劇的に変えるためには、質の高い睡眠は不可欠です。 海外のYouTuber、David Morinassは、自身の経験を踏まえ、ゴーストモード実践における睡眠の重要性を力説しています。彼曰く、「この動画を見ているということは、あなたは人生を改善しようとしている。それは素晴らしいことだ。でも、もし毎晩、7〜8時間の睡眠を確保できていないなら、一体何をやっているんだ?」と、厳しい言葉で訴えかけています。
睡眠不足の深刻な影響
David Morinassは、新しい目標を立て、より多くのお金を稼ぎ、恋人を作って、理想の体型を手に入れようとしているのに、睡眠という基本的なことをおろそかにしている現状を「愚かだ」と表現しています。彼の言葉は、私たちに大きな衝撃を与えます。 目標達成への強い意志を持っていても、睡眠不足は集中力や生産性を著しく低下させ、結果的に目標達成を遠ざけてしまう可能性があるのです。
睡眠は、脳の機能を維持し、記憶の定着、感情の調整、身体の修復など、様々な役割を担っています。睡眠不足になると、これらの機能が低下し、イライラしやすくなったり、判断力が鈍くなったり、免疫力が低下するなど、様々な悪影響が現れます。これは、目標達成を目指す上で大きな障害となるでしょう。
さらに、睡眠不足は、ドーパミンレベルの上昇にも繋がります。ドーパミンは、快感や報酬に関連する神経伝達物質です。睡眠不足の状態では、脳はドーパミンを渇望し、容易に得られる刺激、例えばスマホやゲームなどに依存してしまいやすくなります。 これは、本来取り組むべき仕事や学習といった低刺激の活動への意欲を低下させ、生産性をさらに阻害する悪循環に陥る原因となります。
夜12時には寝る、その重要性
David Morinassは、ゴーストモードを実践する上で、「夜11時にはベッドに入る」というルールを非常に厳しく推奨しています。「そんな些細な規則すら守れないなら、目標も夢も全部諦めろ」とまで言及しています。
これは、彼自身の経験に基づいた強い主張です。彼は、以前は睡眠時間を削ってまで仕事や趣味に時間を費やしていましたが、睡眠不足によって生産性が低下し、結果的に目標達成が遠ざかってしまった苦い経験をしています。
彼が訴えるのは、単なる睡眠時間の確保ではなく、質の高い睡眠の重要性です。 彼は、毎日8時間、多い時は9時間以上の睡眠をとっていますが、その結果、YouTube登録者数を大幅に伸ばすことに成功しています。
彼の経験から学ぶべきことは、睡眠は生産性向上、ひいては目標達成のための必須条件であるということです。 睡眠を削ってまで頑張ることは、一見すると努力しているように見えますが、実は非効率的で、かえって逆効果になる可能性が高いのです。
睡眠時間の確保方法
夜11時にベッドに入るためには、起床時間を逆算する必要があります。朝7時に起きる必要があるなら、8時間睡眠を確保するために、夜11時には就寝しなければなりません。 これは、一見簡単なルールですが、現代社会においては、なかなか守るのが難しいルールかもしれません。
しかし、David Morinassは、このルールこそがゴーストモードにおける最も重要な要素の1つだと主張しています。 なぜなら、睡眠不足は、集中力や生産性を低下させるだけでなく、ドーパミンレベルを上昇させ、悪習慣に依存しやすくなるからです。
夜11時にはベッドに入るというルールを守ることは、質の高い睡眠を確保し、ドーパミンレベルを正常に保つために極めて重要です。 このルールを守ることで、日中の集中力や生産性が向上し、目標達成に近づくことができるでしょう。
睡眠不足とドーパミン、そして悪習慣
ヴァージニア大学で行われた実験では、被験者を15分間、何もない部屋に閉じ込め、オプショナルで電気ショックを受けるボタンを渡すという、衝撃的な実験が行われました。その結果、驚くべきことに67%の男性が、何もせずにいるよりも電気ショックを受けることを選択したそうです。これは、人間が退屈を嫌う生き物であることを示しています。
私たちも、退屈な時間に、容易に高刺激のドーパミン、例えばスマホやゲームなどに手を出してしまう傾向があります。この高刺激のドーパミンは、すぐに手に入る反面、そのレベルが高すぎるという問題があります。 高いドーパミンレベルを摂取してしまうと、低いドーパミンレベルの活動に耐えられなくなります。 ジャンクフードばかり食べている人が、塩味だけの味付けでは満足できなくなるのと同じです。
脳は、どこからドーパミンが得られるかを知りません。本能のままに、より強い刺激を求めます。目の前にスマホという高刺激のドーパミン生産機と、今日やるべきタスクという低刺激のドーパミンの2つの選択肢があったとき、高い確率でスマホを選んでしまうのです。一度スマホを選んでしまうと、脳は「スマホに触って簡単にドーパミンを得られるならこれでいいじゃん」と思ってしまうのです。
そのため、休憩時間中はスマホを一切触らないようにするべきです。 日中、少なくとも午前中に取る5分休憩や10分休憩中は、スマホに触らない、スマホに触れるという選択肢を消す、これを実行してみてください。そうすることで、ドーパミンレベルが下がり、達成感から得られる低いドーパミンでも脳が喜びを感じるようになります。
このステップ5は、他のステップと同様に、一見厳しいルールですが、睡眠時間を確保することで、生産性を向上させ、目標達成への道筋を開くために、絶対に守るべき重要なステップです。 次のステップ6では、この厳しい生活を継続するための報酬の用意について説明します。
ステップ6:報酬を用意する
ステップ5までで、ゴーストモードの基礎を固めました。しかし、ここで重要な疑問が浮かび上がります。 「そんな厳しい生活を、一体どうやって続けるのか?」 そして、それが 「本当にできるのか?」 という点です。
多くの人がゴーストモードに魅力を感じながらも、躊躇する理由、それはこの「継続性」を担保する仕組みがないからです。ステップ1〜5までを完璧に実行したとしても、報酬がなければ、モチベーションは維持できません。人間の脳は、常にドーパミンを求めて動き続けるからです。
ゴーストモードの継続を支える「報酬」とは?
ゴーストモードにおける報酬とは、単なる「ご褒美」ではありません。 それは、努力によって得られる達成感や充実感、そして将来への明るい展望といった、より高次元の報酬です。 単に、SNSやゲームといった低次元のドーパミンを追求するような報酬設定は、ゴーストモードの目的を根本から覆しかねません。 それは、まるで、健康的な食事制限を頑張っているのに、最終的に高カロリーのジャンクフードで満たしてしまうようなものです。
では、どのような報酬設定が効果的なのでしょうか?
ポイントは2つ。
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ドーパミンレベルを下げる: これは、ステップ3で説明した無駄なものを排除することと深く関わっています。 スマホやゲーム、SNSといった、簡単にドーパミンを得られる高刺激な行動から距離を置くことで、脳のドーパミンレベルを下げます。 低ドーパミン状態では、高刺激な行動への依存度が下がり、より質の高い行動(仕事、学習、自己啓発など)に集中できるようになります。
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良質なドーパミンに置き換える: ドーパミンレベルが下がった状態では、高刺激な行動に頼らずとも、達成感や充実感といった低刺激でも脳が満足できるようになります。 これは、まるで、質素な食事に慣れた体には、素材本来の味を楽しめるようになるようなものです。
具体的に、どのような行動を「良質なドーパミン」の報酬として設定すれば良いのでしょうか?
例えば、以下の例が挙げられます。
- 筋トレやランニングなどの運動: 身体的な達成感と、健康的な体を得られるという将来への希望が報酬となります。
- 読書や学習: 新しい知識やスキルを得られるという知的刺激と、自己成長への喜びが報酬となります。
- 瞑想: 心の平静と、精神的な安定が報酬となります。
- 趣味に没頭する時間: 自分の好きなことに集中することで得られる満足感と、心のリフレッシュが報酬となります。
重要なのは、これらの良質な報酬を「ご褒美」としてではなく、「日々の生活の一部」として捉えることです。 例えば、仕事に疲れた時にジムに行ってリフレッシュする、といったように、自然な流れの中で行うことで、無理なく継続できます。
報酬の具体的な設定例と注意点
David Morinは、自身のゴーストモード期間中、週末にサーフィンをしていたと語っています。 これは、1週間の努力に対する素晴らしい報酬であり、次の週も頑張ろうというモチベーションを高めてくれます。
重要なのは、自分の本当に好きなこと、そして長期的な目標達成に繋がる行動を報酬として選択することです。 単に「疲れたからゲームをしよう」といった、一時的な満足感しか得られない行動は、避けるべきです。
また、報酬設定に失敗すると、ゴーストモードが逆効果になる可能性があります。 例えば、目標達成の報酬として、SNSの利用時間制限を緩和してしまうと、元の生活に戻ってしまう可能性があります。
報酬は、常に目標達成に繋がる、ポジティブなものでなければなりません。 それは、長期的な視点で、自分の理想の未来を描き、その実現に繋がるものだけを選ぶべきです。
このステップ6は、ゴーストモードの成功を左右する重要な要素です。 適切な報酬設定を行うことで、厳しい規則を維持し、目標達成を続けることができます。 次章では、1週間の振り返りを通して、ゴーストモードをさらに効果的に活用する方法を解説します。
ステップ7:1週間のハイライトを行う
ここまで、ゴーストモードの6つのステップを丁寧に解説してきました。友人との距離を置き、目標を一つに絞り、無駄を徹底的に排除し、ゼロモーニングルーティンを実践し、そして夜11時には必ず寝るという、一見すると厳しいルールをこなすことで、あなたは劇的に人生を変えることができるでしょう。しかし、ここで重要な点を一つ忘れてはいけません。それは、報酬を用意することです。
ここまで厳しい制限を課し、努力を続けるモチベーションを維持するためには、適切な報酬設定が不可欠です。 では、どのような報酬を用意すれば良いのでしょうか? 多くの場合、人は「楽しいこと」「心地良いこと」を報酬として設定しがちです。しかし、ゴーストモードにおいて、SNS、ゲーム、ジャンクフードなどの、簡単にドーパミンを放出するような報酬は、かえって逆効果となります。これらの報酬は、せっかく築き上げた集中力や規律を簡単に崩してしまうからです。
ゴーストモードにおける報酬の罠
ゴーストモードは、一時的に「自分を消し去る」ことで、目標達成に集中するためのライフスタイルです。 この期間中は、脳のドーパミンレベルを可能な限り下げることが重要です。簡単にドーパミンを得られる行動を制限することで、本来やりたくなかった、しかし目標達成に必要不可欠な作業に、脳が快感を覚えるように仕向けるのです。 しかし、ここで用意する報酬が、高ドーパミンな悪習慣であれば、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
例えば、SNSやゲーム、ジャンクフードなどは、手軽にドーパミンを放出する、いわば「高刺激のドーパミン」です。これらの報酬を設定してしまうと、ゴーストモード期間中に悪習慣に逆戻りしやすくなり、目標達成が遠のいてしまうでしょう。
では、どのような報酬を用意すれば良いのでしょうか? ポイントは、低刺激のドーパミンに置き換えることです。
低刺激のドーパミンとは?
低刺激のドーパミンとは、すぐに満足感を得られるものではなく、継続的な努力によって得られる、穏やかな満足感をもたらすものです。具体的には、以下の様なものが挙げられます。
- 読書: 新しい知識や世界観を得ることで、知的満足感を得られます。
- 筋トレ・ランニング・散歩: 身体を動かすことで、爽快感や達成感を得られます。
- 瞑想: 心身をリラックスさせ、精神的な安定感を得られます。
- 趣味に没頭する時間: 好きなことに集中することで、充実感を得られます。
- 新しいスキルを習得する: 目標達成への過程自体が、報酬となる場合があります。
重要なのは、これらの行動を「報酬」として意識的に行うことです。 「今日は疲れたから、ゆっくり本を読もう」というように、作業の合間の休憩や、週末の楽しみにするなど、意識的に取り入れることで、ゴーストモード期間をよりスムーズに、そして楽しく過ごすことができます。
1週間のハイライト:習慣化による成功への道
ゴーストモードにおける7つ目のステップは、「1週間のハイライトを行う」ことです。これは、1週間の終わりに、自身の行動を振り返り、成功体験を強化し、改善点を洗い出すための習慣です。
具体的には、毎週、以下の3つの質問に答えてみましょう。
- 今週うまくいったことは何か?
- 今週もっと改善できたことは何か?
- 今週改善できなかったことのなかで、来週最も集中すべきことは何か?
これらの質問に答えることで、良い行動を強化し、悪い行動を修正し、目標達成への道を明確にすることができます。 これをノートに書き留めることで、脳に情報を反復入力し、目標達成確率を飛躍的に向上させる効果が期待できます。
デビッドは、この習慣を「7つのステップの中で最も人生を好転させる」と述べています。なぜなら、この習慣によって、以下の3つのメリットが得られるからです。
- 良い行動の強化: 成功体験を明確にすることで、モチベーションを維持し、同じ行動を繰り返す確率が高まります。
- 悪い行動の早期修正: 問題点を早期に発見し、悪習慣に陥るのを防ぐことができます。
- 方向性の維持: 目標を再確認することで、目標を見失わず、まっすぐに進むことができます。
この1週間のハイライトは、毎日行う必要はありません。週末に行うでも、週に1回行うでも、継続することが重要です。 最初は1行ずつでも構いません。 継続することで、1年後には、驚くべき成果が得られていることに気づくでしょう。
ゴーストモードは一時的なものではなく、持続可能なライフスタイルの構築を目指しています。 この1週間のハイライトは、そのための重要なステップなのです。
ゴーストモードを実践して、人生を変えよう!
これまで、海外人気YouTuber、David Moralesが提唱する「ゴーストモード」で人生を劇的に変える7つのステップを詳細に解説してきました。 ステップ1からステップ7まで、仲間作り、目標設定、不要なものの排除、ゼロモーニングルーティン、睡眠時間管理、報酬設定、そして1週間の振り返りという、一見シンプルながらも強力なメソッドを一つずつ丁寧に見てきました。 しかし、これらのステップを単独で実行しただけでは、劇的な変化は訪れないかもしれません。真の力を発揮するには、7つのステップを統合的に実践し、ゴーストモードというライフスタイルを確立することが不可欠です。
ゴーストモードの真髄:行動と継続の力
ゴーストモードとは、一定期間、普段の自分を「消し去る」ように行動を制限し、目標達成に集中することで、短期間で大きな成果を出すためのライフスタイルです。 これは単なる自己啓発や自己改善とは違います。 多くの自己啓発系コンテンツでは、自己肯定感を高めたり、メンタルヘルスを改善することを重視しますが、ゴーストモードは結果に徹底的にフォーカスします。 つまり、一時的なモチベーションの向上ではなく、継続的な努力と行動を通して、具体的な目標達成を目指すという点が、ゴーストモードの真髄と言えるでしょう。
David Morales自身も、28歳まで様々な自己啓発メソッドを試してきたものの、目に見える成果を得られずに苦しんだ経験を持っています。 彼がゴーストモードを実践するようになったのは、これまでのやり方では根本的な問題解決に至らないと気づいたからです。 彼は自身の経験を、少年漫画の主人公が修行に出かけることに例えています。 まるでNARUTOが自来也と共に里を離れたように、ルフィがレイリーのもとで修行したように、ゴーストモードは、一時的に日常から離れ、徹底的に目標に集中するための時間を作ることを意味します。 その結果、彼はYouTubeチャンネル登録者数160万人以上の成功を収め、経済的な成功だけでなく、理想的な体形や充実した生活を送れるようになりました。
ゴーストモードは、一時的なダイエットや資格取得のような短期目標ではなく、人生における大きな目標、例えば起業や資産形成など、長期的な視点での目標達成を目的とした、より本質的な自己変革のための方法です。 そのため、ゴーストモード期間は、最低でも1ヶ月は確保することをお勧めします。 たった1ヶ月間、本気でゴーストモードに取り組めば、最初の結果が出始めるでしょう。 もし、途中で辛くなって挫折しそうになったら、元の生活に戻っても構いません。 しかし、多くの人はゴーストモード期間を通して、自分自身の潜在能力の高さ、そして目標達成への確かな手応えを感じ、自然と継続を望むようになるでしょう。
ゴーストモードと「ムンクモード」の違い
ゴーストモードとよく比較されるのが、「ムンクモード」です。ムンクモードは、瞑想や筋トレ、ランニングなどの健康増進を重視したライフスタイルです。ゴーストモードもライフスタイルというカテゴリーには入りますが、結果重視という点で大きな違いがあります。
ムンクモードは、健康的な生活習慣を身につけることで、全体的な生活の質を向上させることを目的としています。一方、ゴーストモードは結果を最優先し、目標達成のためには手段を選ばない、いわば一点突破型のプログラムです。 David Morales自身も、ムンクモードでは多くの習慣に時間をかけすぎて短期的な成果が出にくいと指摘し、ゴーストモードでは結果が出る行動に時間を集中するべきだと主張しています。
そのため、QOLを高めたい、日々の生活を充実させたいと考えている人には、ゴーストモードは必ずしも適していないかもしれません。しかし、目の前の目標に最短距離で近づきたい、そして結果を出し続けたいという強い意志を持つ人にとって、ゴーストモードは非常に有効な方法となるでしょう。
ゴーストモードの継続と成功への道
ゴーストモードは、7つのステップを完璧にこなすことだけが成功への道ではありません。重要なのは、これらのステップを自分の生活に落とし込み、継続していくことです。そして、その継続を支えるのが、適切な報酬設定と、定期的な振り返りです。 「ゴーストモード」は、決して苦行ではありません。 楽しく、そしてやりがいを感じながら、目標達成に向かって進んでいくための方法なのです。 今回紹介したDavid Moralesのメソッドを参考に、自分自身のゴーストモードを設計し、人生を劇的に変えていきましょう。 さあ、あなたもゴーストモードへ!